蝶番・2024-09-07
simply
つまらない
は
寂しい
と似てる
かもしれない
うまくいかないことを
嘆いてもせんないことだ
今日はもう目を閉じて
少しでも眠って
明日に任せよう
今は祈るため
ひととき目を閉じてみよう
すべての移り変わりを
ただの変化として
収められる人は強いね
床から動けない体を叱咤し
ようやく起き上がる
役目があるということは
必要とされていると同義
ある意味幸せなことなんだと思う
言い聞かせるように
声の大きい人が
我を通しやすい世界
黙ってしまう人ばかりが
我慢しないようにするには
どうしたらいいんだろう
数度低くなったような体感
ため息さえひそめて
守られてる世界はいつか淀む
あたたかいけど
本当の季節はわからない
覚悟を決め
扉を開けた者だけが
風を味わい尽くせる
夏休みにやりたいこと
・やんわりとこれまでを振り返る
・マイペースを意識する
・子どもとの関わり方をさぐる
ちゃちなごほうびなんていらないよ
そんなの無くても
ただ好きだから
会いたいから
わたしは足を運ぶ
いろんな生き方がある
理想を描く
そのままにこだわる
ギリギリまであがく
言葉一つとっても
可もなく不可もなく
王道のグレー
もう試されるのは慣れてる
でもこの道はきっと
律し続けていく限り
わたしの最善になる
受け取った猶予を
無駄にしない
地に足を着けて
誰にも何も強制したくない
でも欲求もあれば感情もある
自分はいつも
いつの間にがんじがらめだ
もう白くなって
遠くへ行ってしまいたい
気づいてしまう目を授けられるなら
せめて豪胆な肚とともに
今日も日が暮れる
群青と緋色のグラデーション
やっとやっとやっと
年末の仕事が終わった
規則正しい生活は尊いけれど
ペースを乱してでも走り出さないと
跳べないことも多い
怠惰なわたしに
いつの間にか降り注ぐ月煌々
丁寧な暮らしの映像を見ながら
簡素な昼食をとる
子どもの宿題に丸をつける
遠い山にあるはずの
見知らぬ郷へ心はたなびく
秋が始まったころの
明るさを差し出す空 日傘の人
ハ長調の昼下がり
夕暮れでも
夜明けでもかまわず
咲きたいように咲け
わたしも足の向くまま