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#ふたりは妖精ランチパック

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全10作品・


コスモスは秋桜って
言うんだよ

確かに桜の花に
似ているけれど
桜の花には大き過ぎない

秋の高くて広い空に
釣り合うためだね

でもコスモスは
日本の花じゃないんだね

スゴく日本に馴染んでいるよ

メキシコ生まれらしいよ

じゃあコロンブスが
コスモスを
日本に連れてきたの

それは知らないけど
いつか誰かが
持ってきたんだよ

一体誰が連れてきたのかな

誰かは分からないけど
コスモスにとっては
大航海だったんだね

同じ夕焼けを・2025-10-16
ふたりは妖精ランチパック


夏の海はあんなにも
賑やかだったのに
秋の海は淋しいね


波の音もカモメの声も
どこか淋しげね


空の色も淋しいのは
淋しい海を見たからかな


人々は海が好きなはずなのに
どうして秋になると
いなくなるのかな


土用波に連れられて
クラゲがいるからかな


クラゲは人を癒すよ
水族館でも人気だよ


人がいないから
淋しく感じるのか
淋しく感じるから
人がいないのか


正解はなさそうね


でも静かだから
カップルが手をつないで
渚を歩いているよ


きっとこの淋しさが
人を恋しくさせるんだよ

同じ夕焼けを・2025-10-19
ふたりは妖精ランチパック


赤トンボって
人を襲うんだね


そんなことないよ
頭や肩に止まるけど
噛みつくこともないよ


でも歌の中にあるよ
夕焼け小焼けの赤トンボ
追われてみたのは
いつの日か


それはおんぶされて
赤トンボを見た日を
懐かしんでいるんだよ


じゃあその人は
それ以降赤トンボを
見たことがないの
スゴい大都会に
引っ越してしまったの


引っ越したのは
お手伝いさんだよ
それから連絡が
取れなくなったんだよ


お手伝いさんは
スマホ持っていないの


きっと引っ越しと同時に
キャリア変更したんだよ
何の事情があったか
分からないけど


多分引っ越し先の
電波の状況が
良くなかったんだね


だからこの歌は
淋しく感じるんだね

同じ夕焼けを・2025-10-17
ふたりは妖精ランチパック

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に10作品あります

アプリでもっとみる


いよいよ木の葉も
彩づいてきたね


秋になると
木々も人間も
オシャレしたくなるんだね


人間は夏でもそうだけど


夏は秋ほど
華やかじゃないよ


夏は暑いから
オシャレも
限度があるんだよ


確かに重ね着は
キツいよね


長袖もツラいわね


だから秋になると
無性にオシャレしたく
なるんだね


秋の空のように
キレイでいたいわね


顔をあげて
表情を明るくして欲しくて
空はキレイに輝いているのさ

同じ夕焼けを・3日前
ふたりは妖精ランチパック


もう太陽が
西の山に隠れようと
しているよ


随分日が短くなったね


あの夏の長い日が
ウソみたいだよ


夏と秋の夕焼けは
どこか風情が違うね


夏は日が沈んだら
今日も乗り越えた
そんな気分だね


業火のような日射しから
開放される気分だね


でも秋は日が沈んだら
虫たちの鳴く
賑やかな夜長が待っているよ


そしてまた
太陽と再会するのさ


太陽はまた明日も昇るのに
夕焼けを見ると
淋しくなるのは
どうしてかな


日はまた昇るという真実を
素直に受け止められないからさ

同じ夕焼けを・2025-10-20
ふたりは妖精ランチパック


キャベツが豊作だね


チョウチョチョウチョ
キャベツにとまれ


とまられたら困るよ


でもチョウチョって
頭が良いんだね


何でそう思うの


キレイで可憐で
護りたくなるからさ


だから頭が良いの


そうやって人間に
追い払われないように
チャッカリとキャベツに
卵を産んでるんだよ


チョウチョは良いけど
青虫はゴメンだわ


キャベツくらいで
ケチケチしない


人間は雨が続けば
仕事ができずに
キャベツをかじって
過ごさないとならないだよ

同じ夕焼けを・2025-10-15
ふたりは妖精ランチパック


太陽があって
太陽の光があって
太陽の恵みがあって
人々は生活しているのに
何で人は月が好きなのかな


太陽はいつも丸いけど
月がまん丸なのは
何日かに一度だからかな


満月を待つ日も含めて
月が好きなんだね


恋愛もそうなんじゃない
いつも一緒じゃないから
相手を想うんだよ


それでいて
ずっと一緒にいたいと
想うんだよね


恋愛の謎だよね


月の満ち欠けも謎だね
いつも満月で良いのに


いつも満月は
恥ずかしいんだよ


だから照れ隠しで
満ちたり欠けたり
しているんだ


お月様は純情なんだね

同じ夕焼けを・2025-10-18
ふたりは妖精ランチパック



今年も白鳥が
やって来る季節だね


ずっとここで
暮らせば良いのにね


夏は涼しい北の大地で
冬は暖かい島国で
過ごすことが
宿命なんだね


まるで放浪の
天才画家みたいだ


どちらかと言えば
画家に描いてもらう方だけね


これだけ歓迎されて
白鳥は幸せだね


美しいだけでなく
健気に毎年飛来するのが
白鳥の魅力なんだね


冬に向かう淋しい季節に
人々に愛を
与えてくれているんだね


でも方角を間違わないのは
スゴいと思わない


人間の愛が
正しい方角に
導いているのさ

同じ夕焼けを・2日前
ふたりは妖精ランチパック


栗がいっぱい落ちているね


あんなにも固い
イガイガに入っているのに
食べると美味しいんだね


せっかく美味しいのに
イガイガに入っているの
もったいないね


このイガイガに
うち勝ったモノだけが
実を食べられるのさ


なんかカッコいいね


物言わない植物が
動物にメッセージを
伝えるための知恵だね


人間もそうなのかな
取っつきにくい人ほど
その中身は美味なんて


あり得ることだよ
ドンクリのように
無防備な人ほど
いさ関わったら
アクが強かったり


それら全てを乗り越えて
世界中の人類が
分かり合えると良いのにね



それを人間に気づかせるため
毒やトゲがあるのかも

同じ夕焼けを・1日前
ふたりは妖精ランチパック

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