#世界

世界と仲良しになれたなら

少しは生きやすかったでしょうか

80億人が生きているこの世界で

何百キロメートルと広がる
この空の下で

君が奇跡を運んできてくれた

頑張り過ぎれば疲れるし

頑張っても報われない

こんな世界はどうかしてる

ぞっとするほど赤い太陽を包んだ西の空

僕の心中を蝕む感情は抑え切れず慟哭し

虚ろな瞳で居ることに誰も気付かないね

空から落ちてくる無数の雨粒は

一斉に降ってきた星屑のようで

天気予報は晴れだったのになと

呟きながら傘もささずに歩くの

潤んだ瞳に今日も

目にまつ毛が入った

とか言って誤魔化すの

狂ってるのは世界か

それとも自分か否か

辺り一面に広がる星屑

望遠鏡を覗き込んで

星彩に包まれる今宵

君が世界を痛い程に

眩しく感じる理由を

僕は知りたくなった

「＃絶景スポット」と検索する度考える、

幼き日に見た景色は彩度を変えなくても

世界が色鮮やかで何時からこんなに色は

少なくなってしまったの？と自問自答。

私が死んでも君には生きて欲しいけど

君が死んだら私は死んでしまうと思う

世界が反してしまって

君も転んでしまっても

私が君を想う世界だよ

助ける気なんてない癖に

｢大丈夫？｣なんて聞かないで

世界を知って綺麗なだけでは

いられないことも知りました

涙って透明な血とも

言われてるらしいね。

私は透明な血だらけなのに、

見えないから世界は助けてくれない。

嫌だな。