#優しさ

僕が君に優しくするのは

君が僕を好きになって欲しいっていう

僕の勝手なエゴで、


君が僕に優しくするのは

僕が君に優しくするからっていう

君の勝手なエゴなんでしょ

泣いている君に

理由なんて聞かないよ

ただ隣にいて、呼吸を合わせたいんだ

誰かが羨ましかったり憎んだり

胸の奥のそんな気持ちに押され

夕闇の色彩の優しさを忘れてたわ

優しさに溺れてしまうのが怖くて

これは恋じゃないと言い聞かせた

貴方は私を優しいと言うけれど

これは優しさなんかじゃなく

臆病ゆえに学んだ生きる術

何気ない毎日の中で笑顔に始まり

笑顔で終わる日はそんなには多くないけれど

細やかなことで良いから幸せに気付けたら

素敵な明日に繋がるような気がするの

君の優しさに溺れていたい

叶ったら引き上げないでよ

私に優しさを届けてくれた君だから

私も優しさを贈れる人になりたいの

着飾っている美しさよりも

内面から溢れる心の綺麗さは輝かしい

相手を思い遣る優しさを常に持っていたいの

貴方の優しさと気軽さのなかで、

ずっと笑っていたかった。



いつまでもあのままだったら

よかったのに。

君と出逢えたことは一生に一度のことで

だから大切にしたいし寄り添っていたいの

どんな時も一緒に乗り越えていきたいな

君の優しさに触れて君の優しさを知ったとき

私は君にとって優しい人でありたいと思った

君の優しさを求ると私は欲張りになる

君の優しさを知れば私は戻れなくなる

君の優しさは私を撹拌するには十分ね

君は優しさを咲かせすぎて

怒りの芽は閉じたままだね

優しさに馴染めない僕を蹴って解らせてよ

いつかは優しさが似合う人になれのるかな