#元カノ

誰よりも早く

君に恋をしていたのに。

星も君も手を伸ばせば

届きそうな距離なのに。

大したことない会話だけど

私はそれでもうれしかったよ。

どす黒く染まった恋愛用の心も

ホワイトデーの効果で甘くならないかな

消さなきゃいけないこの気持ちに

言葉をのせて

形あるものにしたかった。

想いは宙に舞い、

誰にも届かず散ってくの。

このたくさんの気持ちを

"恋"の1文字だけで済ませたくない。

諦めたい。

でも

君の笑顔を見ると

どうしても他の誰かに渡したくない。

貴方と会えるかもしれないという期待は

淡く蕩けるキャンディのよう

君の柔らかそうな頬は

地上の人口星に照らされる。

好きとか大好きとか言うけど
元カノから連絡きたら
そっち行っちゃうんでしょ

ずっと、ずぅーっと

過去の貴女に恋してたい

同性愛でも、本能だ

心に嘘つけるほど軽い愛じゃないんだ

1％残る貴女の香りは

いつまで私に祀りつくのか

窓の外を覗いて貴女を探す

部活のときも貴女を探す

同じ授業は貴女を見つめて、

違う授業では貴女を想って。























朝一番に「おはよう」と

メッセージをしながら微笑んで、

登校のバスで単語帳を開く貴女を見て、

今日も可愛いなぁと思いつつ、

1日が始まる

そんな毎日だった。


毎日頑張ろうと思えていたのは、

貴女がバスの中にいたから。



授業を頑張れていたのは、

貴女に早く会いたかったから。



部活を頑張っていたのは、

貴女にかっこいいところを見せたかったから。



部活が終わるのを待っていたのは、

貴女と帰りたかったから。



メッセージを送るのは、

貴女を一番に知りたかったから。



こんなことをしてしまうのは、

あんたが好きだったから。



そして、

こんなことばかり考えてしまうのは、


































遠くにいるあなたの事をまだ。