書くとココロが軽くなる
僕を透かしてみてよ
君が零した愛で溢れてるから
でも透明だから誰にも見えなくて
あの日 見上げた透き通った青空
今この時 見上げる鈍色の曇り空
ﾀｲﾖｳ ｱﾏｸﾞﾓ
二人を包む僅かな希望を遮る絶望
『私はもう、要らないかな』
って思ってたけど。
誰よりも自分を不要としてるのは
"自分"じゃないか。
いつも凛とした 眼差しの君が
思いもなく 無邪気に笑うから
僕は一瞬で 君に囚われる
いつも"凛"とした君だから。
茜色に染まった笑顔が
幻想的に見えただけだろう、？
”君に逢いたい”
私という存在を
消してまで。
二人で眺めた 肌寒い四月の耀く満月
一人で眺める 春の宵に翳る下弦の月
貴方は"水月鏡花" 私の希望は絶望へ
君と離れていても逢うべくして
廻る夏にまた逢えると信じてた
だから、さよならだけどまたね
薫る風に 風鈴の音色が響いたあの夏
遊んだ神社の紫陽花 今年も咲いたよ
約束の場所で君に "ないものねだり"
もう一度 夏休みを君と過ごしたくて
もう一度逢いたいと神様へ祈って
"待ち人来たる"と書かれた御神籤
僕の願いが君へ結ばれますように
私から「好きです」が言えなくても
君からは「さよなら」を言わなくて
それが君の最後の優しさだったのかな
雨音響くひとつの傘 触れ合う君の肩
叶わぬ恋だと分かっているけど
好きと言える時間は あと少しだけ
君を想い眠れないなら 夜明けを待って
煌めく明星に永遠の愛を誓うよ
運命が貴方と私を遠ざけて
恋に彷徨っても失くさずに
二人の“絶望を打ち消す希望”
初夏の宵に見上げた空に
ﾚｵ ﾚｸﾞﾙｽ
"獅子座"の"問い掛け星"
この夏休みに逢えるかな
君のように耀く星に訊く
私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。
