#勿忘草の花束を

君の笑顔はいつか
かけがえのない太陽になる。

誰でもいい
偽りでもいい
君の体温で
僕の体温で
混ざり合い　心を溶かしてよ
抱きしめ合って　心を揺らしてよ
君の声を聞かせてよ
君の声で聴かせてよ
その鼓動を
その想いを
涙に濡れた頬　透き通る瞳　言葉を紡ぐ唇
そのすべてを僕のものに
雨音に紛れて　流されるままに

ほんの一夜の雨宿りを。

迷子の君へ

世界がまぶしい
君はその光に慣れていないんだね。
周りのみんなはまるで、スポットライトを浴びたように
キラキラと輝いて見えるだろう。
その隣で、自分だけが影の中にいるみたいに。
何をやっても、壁にぶつかる。
頑張っても、手のひらから砂のようにこぼれていく。
「どうして私だけ」って、夜空に問いかける。
そんな夜の静けさを、僕は知っているよ。

でもね
その惨めさも
その不安も

君が誰よりも一生懸命に生きている証拠だ。

心が痛むのは、君が本当に何かを大切にしたいと願っているから。

輝いている人も、きっと見えないところで迷い、転び、
何度も立ち上がってきたんだ。
ただ、彼らは転んだ跡を見せないのが上手なだけ。
君が今感じている焦りや劣等感は、
君の心のエンジンなんだ。

自分に自信がない？

それでいいんだ。
自信なんて、最初から持っている人なんていない。
それは小さな一歩を何度も踏み出して、
「それでも、私はここにいる」と、
自分で自分に許可を与え続けるうちに、
後からついてくるものだから。

大丈夫。
君は、誰かのコピーじゃなくていい。
君だけの光はまだ、奥深くで眠っているだけ。
今は無理に笑わなくていい。
今はただ、息をしている自分を褒めてあげて。
君がその影から一歩踏み出したとき、
その光は周りの誰とも違う、
静かで、深くて、優しい色をしているはずだから。

泣いてる君へ
泣くことは良いことだよ
涙は悲しいときだけじゃない
心が熱く揺れ動くときなんだ
人はだんだん泣けなくなる
泣かなくなったら
もうそれ以上は強くなれないから
涙の理由がわからないなら
心が揺れた理由を自分に聞いてみて

君を知らない
君も知らない
君は何も知らない

それでもいい
僕に依存して
君に依存する

それでいい
だってどうせ何も知らないから
君の温度だけを教えて
僕の温度だけを教えるから

君の存在価値は
僕の存在価値だ

ただ「好き」とだけ
僕の話し相手になって

ただ「好き」とだけ
君の話し相手になって

何も知らないまま
2人で愛に溺れたい。

誰もが眩しく見えて、
自分だけが影の中にいる気がするね。

何をしても壁にぶつかる…
頑張るほど心が痛む…

でも、立ち止まる君のその心が、
誰より一生懸命な証拠。

大丈夫。

自信なんて歩き出す一歩一歩で生まれるもの。
周りの光と比べなくていい。

静かで、君だけの優しい色の光
きっと君の胸の奥で眠っているから。
今は、息をしている自分を褒めて。
君は、君のままで美しい。