#君からのメッセージ

アナタの声が聞こえてくる

泣かないでよ…って、優しくて

大丈夫…明日がくれば

笑えるから

貴方が覚えてるはずのない

私だけの想い出を思い返して、

そのなかでひとつ、

あの日の貴方の優しさに
甘えたくなった。

もっと私が可愛かったら、

もっと私が素直だったら、

もっと私が面白かったら、

貴方は私に、もう少しだけでも

興味を示してくれたのかな。



もっと私に勇気があったら、

今の私は笑っていたのかな。

声すら届かない貴方に

必死に手を伸ばしたって、

後が虚しくなるだけなのに。


それに気付かないふりをして、

どこかの未来を夢見てる。

もう貴方には恋しないと、

無理やり閉ざした恋心を、

無理やりこじ開けたのは、

やっぱり貴方でした。

あの子のこと、

ただの後輩だと、

なんとも思ってないと
言って。


それでなにも言わなかったら、

私は今度こそ諦める。

もう貴方の方を振り向かないと
誓うわ。

貴方が好きな理由に、

正解はあるのでしょうか。

私が貴方に恋するのは勝手
だけど、

貴方に愛してほしいと言える

立場ではなかった。



そう言える勇気もなかった。

どこにいるかも分からない
貴方に、

いつまで続くか分からない
恋心を抱いて。

貴方を想う気持ちは、

もう飽和状態で。


だから少しだけ、

形にさせてくれないか。

今なら、

誰からの、どんな慰めの言葉でも

泣いてしまう自信がある。


特に貴方だったら、

ぐちゃぐちゃな感情が

押し寄せてくるんだろう。

7ー5

ワタシは何ページから

読んだら良いのか

知りたかったのに

なんで音楽だと

アンタは思ったの

キミは指を

一生懸命動かしていたから

もしかしたら

鍵盤ハーモニカを

忘れたので

ボクに貸してと

伝えたかったのかと

思ったんだよ

正直に答えたら

そんなことは

発明王のフジサンでも

思いつかないよ

キミは怒っています

笑いたい。

貴方の話をして、

バカみたいに笑いたい。



でも実際は、

苦しい気持ちが先に来て、

うまく笑えなくなってしまう。

君から返信返ってきてるかな…
と不安になり、
返信が返ってくれば
わぁ！返ってきた！
と喜ぶ

君とのメッセージで一喜一憂するんだ

想像してたよりずっと、

高校生になった先輩は

大人っぽくなってた。

だけど中身は、

私がずっと好きな、

いつもの先輩のままだった。


だから余計に、

私の心臓がうるさくなった。