#君と幸せの代償

好意が愛に変わったとき

人は、強くなる

傷付く勇気が持てたとき

人は、少し弱くなる

流れる時間に心触れ

傷は、浅くなる

だけど、消えはしない

だから、自分中心の好意でよかったのに

愛になぞ、変わりたくなかったのに

私はなにも願わないから

君が流れるその一瞬

誰か他の人が

空を見てるといいね

君との想い出

1枚、2枚、3枚

陽に透かせたら

あの頃の本音を

知れる気がして

想いも思いも

崩れてしまう気がして

窓から差す朝日が

やっぱりちょっと邪魔だったんだ


空から落ちる光が

ほんとはちょっと嬉しかったんだ

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夢を掻き消す朝日が眩しくて

今日から始まる日常がちょっと嫌で

冬休み明け、しんどいねって本音で話したの


講義を受けて建物から出て

鋭い風に震えながら頼りない日光を浴びて

大学だるいって言葉に建前で首を縦に振ったの


髪を透かせる光の元は同じなのに

ここに灯る心情は既に変わってる

今の私なら約束された幸せを捨てて

希望を選べると思ったの

恋と言うには程遠く

部員と言うには近過ぎる


これ以上も以下もなく

私はこの関係性が好きだ


恋のフィルターをかけずに

これからを記したい

これが今の答えかな

本当に、少しだけ

少しだけ違和感を覚えたんだ

明日には溶けてしまうくらいの

儚く小さい違和感

勘違いだと思い込めるくらいの

本能的な違和感が

その後、大きくなって

目の前に現れることを

経験により知っているから

君に開こうとしていた心が錆びてしまう

見えない隙間を作ってしまう

不快感と怒り

それを態度に出すのは

誤った選択だと

理解している

そんなときに

感情を殺す感覚を

ハッキリと感じる
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感情の亡骸は

何処に置けばいいの

枯れぬように

摘んで瓶に生けられた花々

小さな癒しの茎元

断たれた彼女らの自由

その上に漂う安らぎ

包み込んだカップが冷めるまで

覚めない君の話を聞かせてよ

私に愛着なんて感情がなければ

皆、皆、笑顔で送り出せるのに

私に愛着って感情があるせいで

何時も、何時も、歪んで滲んで

小さな温もりから愛着になって

君とも、君とも、繋がったなら

痛む胸すらも愛で包んで温めて

キミも、キミも、送り出したい

雨模様の心に光差すと虹が浮く

美しいそれはまるで君のようね

離れていても同じ空を見上げて

いや、空を見上げなくても心に

飲み込んだ良くない言葉

消化不良の本音

全部、全部纏めてみても

花束の様には映えないや

手を加えても醜い気持ち

まるで固形物の様