#哀という名の翼を広げて

「大好き」って気持ちは、

言葉にしなきゃ伝わらないのに

淡い期待ばかり馬鹿みたいね。

今だけは宙に飛んで行け

いつか二人が結ばれたその時に

涙と共に消えて逝きましょう。

「またね」って君が言う度に

いつも期待してしまうのは、

私が君に恋に落ちたからですか。

大切なものを見失っても、

笑顔を貼り付けて心を蝕む日々。

どうしようも無く辛い時は

君のところへ行ってもいいかな。

「私が君を守るから」って

言えるくらい強くなりたい。

あの時素直になれていたら、

目を見て「好き」と伝えていたら、

今も君と一緒に笑えていましたか。

何十年未来だって

君が幸せで在れますように。

あわよくば、

その隣で君と笑えますように。

「生きていて欲しい」

ただそれだけなんだよ。

チョコレートに詰めた恋心

君に届きますように、と願って

今日、君に想いを伝えるから

「好き」の2文字を聞き逃さないでね。

消えない傷には絆創膏

溢れる涙は雨のせいにして

今日も僕は息をする

命に春が訪れる前に

涙枯れるまで哀に溺れて

前を向く準備でもしようか。

「明日世界が終わりますように」

そんなことばかり願い泣いても

見上げることない空の青さに

気づけない僕らは染まれる訳がなく。

気がつけばいつも傍にいた人が

突然、姿を消してしまった時

人は傍でいられることが

「当たり前」では無いと分かるの。

大切な皆が幸せになれますように。

誰かを守れるくらい強くなれますように。

いつか君がいなくなってしまっても、

泣かずに「またね」と言えますように。

たとえ特別になれなくても

いつか隣で笑い合えていたら

君の夢の話を聞かせてよ