澪向・2024-09-08
心の着色
喜雨の言い条
想いの紙風裏
何色にでも染まれるなら
どうして世界に馴染めないの
夏に鳴くした落し物
気付かれずに空に帰る
愛してるって伝えたなら
死ぬ気で私を想ってよ
夜明けの空を眺めてた
寝ない口実ができるから
拝啓、空に舞った君へ
遊びに行くから飛び方を教えて
降り積もる煌めきは
澄んだ空気と寂しさ残し
君の声が聞こえた気がした
山よりも星よりも遠い心から
もう辛くならないように
君の隣で息をさせて欲しい
化粧を落とした葉っぱと
濡れた枕も乾きどきの長夜
この景色の良さを知るのは
独りぼっちでもいいと思えた
愛は義務よりもっと
互いの笑みで溶け合うような
優しい温もりであれ
義理でも嬉しかったよって
感謝だけでも伝えたいのさ
白紙で出した手紙
飛ばした愛は空の彼方
例え最初から哀だったとしても
一度信じた愛を手放せなかった
「甘党同士で気が合うね」
君の爆弾発言ガチ効きます
ホワイトよりも甘い恋