#国語

幸せ



何も言わずに

移動してしまった大好きな人






怖いと噂で

でも、優しさを知ってから

私を可愛がってくれたりして



誰よりも尊敬してた人











約1年半

会いたいと思ってた塾の先生




会えた






授業やった

幸せ









はじめ

「見慣れたやつおるけど名前忘れた」って言う先生



少し残念だなぁって思ってた



で知ってる人を当てるって言ってたけど

当てられなくて悲しむ私











でも最後の方不意に

「星瀬ちゃん」って














そっから謎のやりとり


「あ、今なんで当てるねんって顔したやろ！！」

“してない！！”

「笑笑」











授業後




お話した










「お前1年前くらいに電話するって言ってたのにかけてこんかったやろ！！」

“え！！”

「T先生から電話あって星瀬が電話するかもって言われて待ってたのに！！」

“いやぁ…笑忘れられてたらどうしようかとビビって、笑だって、先生忘れてたでしょ？”

「忘れてないわ！！！忘れへんわ！」

“あへ笑！？”

「T先生にかかってこんけどって電話したら星瀬はそういうやつですって言うし！！」

“そんなこと言ったんですかあの人！！！”


遠くで補習してたT先生が振り向いて

「俺そんなん言ってない！！！！」って叫んでるのおもろかった←

先生「うそうそ笑」

私“あはははは笑”







そっから実テが62点だと話すと

めちゃくちゃ悲しそうな先生









次の目標は平均＋30点にした






私に期待してるって何回も言ってくれた










次は本当に頑張ろう





これから国語頑張ろう



絶対得意科目にする









得意じゃなくても

好きになる
























先生が国語頑張ろうって

思える理由です

国語のテストの最後の問題に

｢あなたが大切にしてるものはなんですか
170文字以上220文字以内で書きなさい｣

っていう問題があって

あと15分あるし余裕だけど

めんどくさいなって思いながらも

書き進めていたらなんか途中から

書くのが楽しくなってきて(？

のんきにすごい綺麗な字で書いてたら

いつの間にか15分たってて

鐘がなっちゃって

最後まで書けなくて

150文字で終わったよっていう

とても悲しいお話でした

私の中の先生が､

大きくなったり

小さくなったり

時々邪魔になったりもして

だけどやっぱり

好きには勝てないの。

打ち明けてよかった。

信じてよかった。

そして何より､

"好きになってよかった"

先生のヒロインになれなくても､

先生の人生のエンドロールに

私の名前がありますように｡

先生が休みなのが

本当に辛くて辛くて、

生活の一部に先生がいて

その生活が欠けた気がして

辛くて苦しい

死にたい夜があって

そんな時に思い出すのはいつも先生の顔で

先生。

私じゃダメですか？

先生のことが誰よりも大好きで

先生のことならなんでも知ってます

先生に命をかけることだって出来ます

私が先生の隣じゃダメですか？

｢ここまで｣なんだって。

踏み込んで来ないで､

と線を引かれた気がした。

"先生がいる世界だから

胸張ってしぶとく生きてやろうと思う"

言わなきゃ良かったかな、

先生の1番になりたいなんて。

聞かなきゃ良かったかな、

｢ごめん｣｢ありがとう｣の言葉を。

出会わなければ何もなかった｡

傷つくことも､涙することもないけれど

この暖かくて愛おしい感情を

知ることもなかった｡

先生がくれたんだよ。

ほぼ100に近い確率で

会えないって分かりきってるのに､

心の片隅で少し期待している自分がいた｡

守りたいよ｡助けたいし､

いつだって優しくしたいと思う｡

先生が望むなら、何だってする。

でも1人で抱え込んでしまう先生だから｡

辛いも､助けても､もう嫌だも､

何も言ってくれない先生だから。

期待した分のものが返ってこなかったら

勝手に落胆して､

それは先生でも友達でも一緒だった｡

｢あの人はきっと､｣って期待したの｡

他人の目と言葉が､

いつの間にか私の行動基準になってたの｡