#大丈夫の舞台裏

私の〝大切〟は

あなたが1番知ってるでしょう

嫌いにならないで

でも、好きにもならないで

君じゃなきゃだめだよ

でも、君じゃだめなの

"大丈夫"という嘘の笑顔より

君の涙を誘えない自分が悔しくて

大丈夫な自分を演じるのは

誰かの素敵な物語を

涙で濡らしたくない私のエゴ

脆い舞台が壊れぬように

アドリブで吐いた安心材料

主演が壊れて本末転倒

ラインの"大丈夫"という3文字より

君の"会いたい"という聲が聴きたくて

転んだらすぐ泣いちゃうこどもみたいに

"痛い"で真っ直ぐに泣けたらいいのにね

誰しも　みんなが物語の主人公

舞台に立つため　台本がある
何度でも　書き直しながら

僕は　これからも　
あなたのために　演じ続ける

ｶｰﾃﾝを開けるのも玄関のﾄﾞｱを開けるのも

全部自分の手だけどこの手の中には

もうとっくに何の力も残ってないんだ

「大丈夫
当たって砕けろ」
砕けたら
笑って誤魔化す
術さえ危うい

大人として　　生きてゆくのには

やっぱり

ほんの少しの　　我慢と

ちょっとくらいの　　忍耐は


どうしても　　必要な　わけで……


頑張る　君に　　寄り添っていたいのは

日々の　闘いを　　わたしは　知っているから

いつでも舞台表ではキラキラと笑いながら

平気なフリして“大丈夫だよ“なんて言うけど

裏では全然弱かった。

どーしたら、この大丈夫は消えるの？？

裏では、とてもじゃないくらい

身体が震えてるよ。

弱さを　繕うだけの　　　脆い　『大丈夫』よりも

自信を　持って　　誇れる　『大丈夫』を　言おう



真実の　『大丈夫』を　　裏付けるのは


それまでに　積み上げた　　努力の　結晶

人知れず　重ねて来た　　練習の　成果　　それと

諦めないで　やり続けた　　ぶれない　信念に


他ならないのだから

解き放たれる心は一瞬にして

次から次へと心配事が頭をよぎって

上手くいかないことばかり考えてしまうの

ひとりに　して欲しいの　なんて

強がりなこと　　言い放ったけど


やっぱり　　ダメね

ひとりは　　慣れてないみたい


寒いのは　　体よりも　心のほう

わたしの　右隣りが

あなたを　求めてる

優しいと言われて感謝される

そんな自分に溺れたっていいじゃん。

それで"自分"を好きになれるなら。