#大好きだった

あなたが名前を呼んでくれただけで

自分の名前が特別に感じられるんだ

あなたと付き合って結局

別れて縁がなくなるくらいなら

友達のままでいればよかった

彼が持つ薔薇は赤色に染まり

塵と化したマリオネット

消費期限切れの売れ残り人形

大好きだった……


のかもわからない
でも………







幸せだった
貴方の優しさで成り立っていた
あの関係は………

片方持った愛の切れ端
もうくっつくことはない

まだね

君と同じ名前を
見たり聞いたりすると

苦しくなる
鼻の奥がツンとして

浮かんでくる涙を落とさないように
上を向く

“今日の空もきれいだな”　

声に出したら　雫が落ちた

私は、ただ

先生と過ごした日々が

色褪せていき忘れていくのが嫌だった。

『またね』から

『元気でね』に

変わった瞬間が1番辛かった。

忘れたい思い出こそ

強く深く記憶に残り続ける。

あの冬の日の思い出は

過去になってしまった

好きな気持ちは止められない。

連絡手段を探してるうちは

まだ忘れられないかも

あなたの事好きだった時より

もっと痩せて

もっと垢抜けて

メイクも上手くなって

髪の毛サラサラになって

可愛い服が似合う女の子になる。

廊下ですれ違う時

誰にも気付かれないように

お互い微笑みあってすれ違うの。

それが内緒で付き合ってるみたいで幸せだった。

日記を振り返っていたら
毎日、先輩のことばかりだった
会えなかった日でも
「明日会えたらいいな」って