#季節の移ろい

君に恋して2年
季節の移ろいと
深緑の香りを残して
情恋は幕を閉じた

向日葵を眺め夏の香りを感じて
錦秋の淋しさを纏い
少し冷えた空気を抱いて

君は恋をしていた
君はその子と結ばれた
私に勝ち目なんて無いこと
最初から分かってたけど
その子よりも私の方が先に
好きになったのにな

冬が過ぎても

春が来て

春が過ぎても

夏が来て

夏が終わっても

秋が来る














でも 僕らの明日は約束できないから

落ち葉の上を歩くと
かさかさって音がした
もうこんな季節なのかって
少しだけ寂しくなった

愁う秋


晩秋に降る氷雨
気温が下がれば氷の粒
紅く色づく美しい紅葉を
氷の中に閉じ込めて
眺めていたい
いつまでも

それが叶わぬからこその
美しい自然の姿
毎年ちがう秋の色づきに
愁う心もまた
色とりどりに

このカメラで
秋の終わりを残したい。

鮮やかな緑の葉が紅くなっていくのを、
木から葉がはらりはらりと落ちるのを見る

季節の移ろいを静かに感じる

紅葉に一喜
落ち葉に一憂

このなんとも言えない感じが好き

風のBed making

徐々に落ちゆく

桜の照明

春の虚ろ…

冬が終わる頃には梅の花が見たいし、

春が来たら桜が見たい。

夏には花火を見に行きたいし、

秋が来たら秋桜が見たい。

秋も終わりに近づく頃には

金木犀の香りがする街を歩きたいし、

冬が来たら澄んだ空気の中を感じたい。

雪が降ったら暖かくして

お家の中で映画を見たい。

一年中、キラキラ、ドキドキして、

嬉しくなったり、少し寂しくなったりして、

笑って、泣いて、また笑って。

四季があるからこその幸せ。

小さくて、それでも大きなこの街で

移り変わる景色に心を奪われた。

そんな私の小さな幸せ。