#届かないのは知っている

もう会えないのに…
こんな想い、気づかなければよかった
どうして今なんだろう
ねぇ、教えてよ
君の答えな～に
私の最後の質問に答えてよ

私、可能なら君のカノジョになりたい
だけどもう会えないだろうから
好きになんてならなきゃよかった
君の爽やかな笑顔を想い出す度に苦しくなるよ

知りたくなんてなかった
君にカノジョができたこと
どうして私を選んでくれなかったの？
どうしてあの子なの？
奪ってやろう
そう思った時もあった
これが1年半前のこと
だけど当時のカノジョにあの人はあげないって言われた
だから涙を堪えてしあわせになってほしいって言った
でもね、その半年くらいあとにその2人別れたんだよ
しかもさ、あの子は私に想いを寄せているのじゃないかって言われてた
でもね、その時は私はもう1人じゃなかった
毎日のようにまとわりついてくる男と付き合っていた
今もその時のことを後悔している
どうしてそんなやつと付き合ったのだろうって
前日まであの人のことを想っていたのに
どうしても忘れたくて、という言い訳を考えながら付き合っていた日々
だけど忘れられるわけもなく日々過ぎていく
それが今日から1年前
それから半年が過ぎて私は転校させられた
転校先でいじめられ、誰にも言えない
そんな中、あの人のことを悪く言うやつがいた
顔に出さないようにするだけで精一杯
あの人がどれだけ頑張っているのか知らないくせにって殴りたくなった
私は見てきた
あの人の努力している姿を
だから私はあの人のことを人として尊敬しながらも好きなんだ

もしも数年後に君に初めましてと言われたら
私は冷静でいられるのだろうか
きっと無理だろうね
だってもう離れて半年以上たった今も君を想いだしては泣いているのだから
だからお願い
私のこと、覚えていて