海月○o。.・2024-09-29
溢れ出る感情
帰り道
紅色雲も恋しているの?
なんて思っちゃうのは
君が待っているから
❤
君と手を繋ぎ歩く帰り道は
どれだけ遠回りをしても玉響で
雨音は耳心地の擽りを
雨の匂いが笑みのお誘い
雨の細風(さいふう)が
憂鬱を拐(さら)って
普段の雨の帰り道が
可笑しな不思議に
雨の優しさに包まれた気がした
雨の夜道の帰り道に
帰り道、先に進む未来
早足で追いかける
過去に置いてかれそうで
君は僕と反対方向を誰かさんと歩く帰り道
黄昏よ、寂しさに染まる僕を照らさないで
あの景色を貴方ともう一度
私と貴方だけの誰もいない空間で
今度は手を繋いで歩いてみたいの
満開の桜の先には
雪帽子かぶる霞みの山
日溜まりの暖かさに
冷たさまだ残る悪戯風
小川流れる水面は桜模様の柄に
改札口抜けての帰り道は
暖かさ訪れ楽しむ街の風景
半日上がりの帰り道は
薫りの擽りの散歩道に
今日の午後に感じた
街の風景に
恒例の用事で早帰りをする。
エレベーターの扉がみしみし言ったせいで、
久々に本当の意味で恐怖をかんじた
渡り廊下のドアノブが
ステンレス製で熱い…
非常識が過ぎると思う!!
春の夜に過ぎ去る寒さは
星屑の彷徨い
冬が覚め季節(とき)合わせの足跡
移り香のこる心地の爽
後に残されし
花模様
帰り道で泣きながらねるねるねるねを練った。
あの時見上げた夕焼けの色が、今までで一番、綺麗な色だった。
あの色は、小さい子供にしか、見ることはできないのだ。
今日もゴミみたいな時間に帰された。
あと一歩わたしの方向性が違えば、
疲弊と恍惚を見紛いながら
誤って駅のホームから転げ落ちてたかもしれない。
週末はまだ先のほうに
試験会場からの帰り道で買った
ねるねるねるね…
その色は忘れてしまったが
肌で感じた空気の冷たさは
よく覚えているのだ。
社会の縮図に毎晩乗って帰る。
届きそうで届かない、青空と少女の笑い声
目が覚めるといつも白い吊り革…
夕方から用事なので、早めに帰してもらった
雨のせいで空が絵の具色をしてくれないんだよ。
つまんない空ね