登校中たまたま会った友達との会話
歩いていると…
私「………ん?あっ!」
友達「??あ!!桜愛!」
私「久しぶりだね。」
友達「ねー!超久しぶり」
私「笑笑だね!」
友達「なんか桜愛元気ないー」
私「そう?寝起きだからじゃない?」
友達「それはそうだね。髪の毛寝癖えぐっ。」
私「これ。いつも。」
友達「ありえん!!と。話は置いといて」
私「何故置いた」
友達「本当は何かあったんでしょ?」
私「………うん」
友達「言ってみんしゃい!聞いてやらぁ!!」
私「笑笑……自分で書いたことに困ってるの。また誤解を生んでしまった…」
友達「誤解?」
私「うん。これ。(noteを見せる)これを見て昨日の夜中にメッセージが来てて、私が彪斗に別の人と付き合って幸せになってほしいって思ってる。それが本心っていうことになっちゃった。」
友達「あー…。なるほどね。桜愛はまだその人のこと好きなの?」
私「当たり前じゃないですか。何をおっしゃる!!」
友達「おぉ、どうどう…。じゃ、誤解を解くべきかな」
私「送ったよ?本心じゃないって。三通くらい…」
友達「長文で?笑」
私「うん、笑」
私「私は彪斗が好き。でも、彼にはもっといい人がいるはず。そういう人がもし彼に出来たら私は身を引くべきでしょ?そういう意味で言った…。彼女に戻りたくないわけじゃない…」
友達「桜愛さ、謙虚にしすぎなんだよ。遠慮しすぎ。自分を下げすぎ。そんなこと言うのは彪斗さんも喜ばないよ??彪斗さんは、桜愛のことが大好きだから桜愛を彼女に選んで、桜愛を守るために離れた。でしょ?そんな優しい人の考えを無下にしちゃだめ。」
私「うん…でも…彪斗は…アイタッ」
(ゲンコツされた)
友達「おバカっ。目を覚ませ!桜愛!!」
私「目は元々覚めてる…」
友達「うぁ、そーいう意味じゃなくて!!桜愛は彪斗さんのことが大好きなんだろ!?」
私「うん…!」
友達「ならそういうこと言うな!彪斗さんも悲しいだろ!」
私「う、悲しい?」
友達「多分悲しい」
私「私…悲しませた?」
友達「うん」
私「謝らなきゃ…。彪斗を…悲しませちゃった…」
友達「ご、ごめんて。そこまで深刻な顔しないでよ」
私「ううん。ありがとう。私、もうそういうこと言わない。ちゃんと待ってる。彪斗のことが解決するまで。…大好きだから…」
友達「その意気だ!桜愛!!遠慮なんていらないよ。元恋人であろうとお互いが好きならそれでいいじゃん?他人に何を言われようが、どうかされようが2人の思いが変わらなければそれでいいんじゃないかと思うよ。」
私「…うん。そうだよね…」
友達「あと、あなた喋り方変えな?笑何あの常識人ですみたいな優しいメッセージ。いつものあの冷酷すぎる返信はどした??大切な人ほど素を見せなきゃ。」
私「ぜ、善処します…」
友達「絶対だよー?変えな?それで嫌いになるほど、その彪斗さんはそんな心の持ち主じゃないよ」
私「うん。誤解を解かなきゃ…。そして今は友達として楽しもうかな」
友達「うん。桜愛には幸せでいてほしいし、2人が長く続いて欲しいよ!!桜愛が異性に興味持つなんて稀だしね!」
私「笑ちょっと、一言多いって。たしかにそうだけど…。ありがとう。」
友達「いつか彪斗さんと会って結婚しろよー?」
私「話はやっ。まだ先すぎることを…。」
友達「そのくらいの意気じゃないと取られるよ!?」
私「うっ。それはやだ…」
友達「でしょ!!彪斗さんには桜愛しかいないんだよ!!」
私「うん!ありがとう!」
目が覚めた
ちゃんと誤解を解かなきゃ…