#愛するということ

他の　誰かとの　　想い出なら　ともかく

かけがえのない　　あなたとの　想い出は


壊したくない　　失くしたくない



もしも　いつの日か　　砕け散って　しまったとしても

最後の　ひと欠片まで　　拾い切るわ


ひとつ　欠けても　　『あなた』が　完成しないから

愛すれば

愛するほどに

愛しさが

込み上げてくるから

決して　　派手な　立ち振舞いも　　無く

人からの　賞賛も　　自らは　望まず

わずかに　洩れ入る　陽の光で　ひっそりと　咲き

文句や　愚痴の　ひとつすら　　つぶやかない　花

あなたは　　そういう　人　でした




だから　僕は　　あなたに　　心惹かれたのです

あの夜　　僕の胸の中に　身を委ねた　　あなた

僕は　　今だに　　忘れられないのです

『やっぱり　　あなたは　わたしにとって

　かけがえのない　　大切な人　なんだわ』

・・・・その答えに　たどり着くまでには

わたしなりに　　時間は　かかったけれど


ここに　至るまでの　全ては　無駄なんかじゃ　ない

一生懸命　考えたし　　逃げることなく　向き合った


だから　　胸　張って　　自信　持って　　言えるの


『あなたと　共に　同じ　道を　　歩ませてください

　あなたと　同じ　感動を　　分かち合いたいのです』

あなたとの　やさしい　想い出を　　諦めきれなくて

理想を　描いては　　追いかけて　引き留めたくなる


そんな　　わたしとは　　うらはらに


わたしとの　ときめく　未来を　　振り払いたいのか

会話も　うわの空で　　何となく　心　ここにあらず


そんな　　あなたとの　　熱量の　差


ボトルに　詰めて　　シャッフルしたら

また　　わたしたちの　気持ちは　　溶け合えるのかな

時の　流れ方が

もっと　　緩やかで　あれば　いいのに……


疲れ切った　あなたの　心を　　癒してあげたい　と

弱り果てた　あなたの　体を　　温めてあげたい　と

いつも　　いつも　　願っているのに

焦っては　　空回りして

慌てては　　つまずいて　　　でも

気づいたのよ　　わたし


あなたを　抱きしめる　　その前に

まず　　わたし自身が　　穏やかさに　満ちていないと

あなたを　癒すことなど　　出来ないんだ……　って

生涯　　忘れられない

世界一　　嬉しかった　花束は


純白の　ウェディングドレス姿で　胸に　抱えた

大好きな　　トルコキキョウの

ウェディングブーケ　でした

いつまで経っても



あなたと背中合わせ



こんなに
あなたの鼓動を感じて
いるのに

あなたのことが　　心配なの……


声を　　聴かせて

姿を　　現して


あなたを　　見失ってから

どれほど　　後悔したでしょう


今度は　もう　　その　手を　　放さない

気持ち　再び　　立て直して　　待ってるから


帰って来て……　　わたしのもとへ

わたしが　『オカリナ奏者』として　　活動できるのも

共に　暮らす　夫が　　あなただからこそ　と

いつも　　寛大な　理解に　　感謝しています


部屋で　練習する　午後の　時間を

快く　許してくれたり

時には　　わたしの　練習時間に　　ご意見番として

聴いた　感想を　　率直に　伝えてくれて

より良い　表現の仕方を　　アドバイスしてくれたり

いつも　いちばん　近くにいて　　応援していてくれる


わたしにとって　　最大の　理解者の　あなた

本当に　　ありがとう♪

あなたと　　この先　　どんなことが　起きようとも

この　道を　信じて　　あなたの　隣を　生きてゆく


今も　なお　　きらり　光る　　左手の　薬指

見れば　いつも　　想い出す　　永遠の　誓い


あなたこそが　　わたしの　安らぎ

あなただけが　　わたしの　愛の花


美しく　　咲かせましょう　　こころを

豊かに　　実らせましょう　　きずなを

他の　　きれいな　女の子たちを　　見ないで


前の　　若かりし頃の　わたしと　　今を　比べないで



少なくとも　　わたしは

『あなた　で　いい』じゃなくて

『あなた　が　いい』のよ



素敵な　クリスマスに　　しましょうね

あなたと　わたしの　　ふたりだけで……

クリスマスまでに　　新たな　わたしに　なる

先ずは　『足し算』

★　自分の　内側に　　魅力の　引き出しを　増やす

そして　『かけ算』

★　あなたへの　感謝の　想いを　何倍にも　膨らます

最後に　『引き算』

★　心の中から　　疑いや　憤り　不親切を　ぬぐい去る


空から　舞い降りてくる

真っ白な　　雪の華のような　心で

内面から　美しい　わたしになって

あなたを　純粋に　　愛したいの

あなたと　踏み込んだ　ラビリンスなら



出口など　見つからなくても　構わない

あなたの　愛情で

わたしを　温めてください


あなたの　寛容さで

わたしを　受けとめてください


両手で　やさしく　　頬を　包んで

永遠に　灯る　　口づけを　ください


クリスマスは　　わたしたちにとって

愛の　始まりの日　だから……