#愛するということ

他の　誰かとの　　想い出なら　ともかく

かけがえのない　　あなたとの　想い出は


壊したくない　　失くしたくない



もしも　いつの日か　　砕け散って　しまったとしても

最後の　ひと欠片まで　　拾い切るわ


ひとつ　欠けても　　『あなた』が　完成しないから

愛すれば

愛するほどに

愛しさが

込み上げてくるから

あなたとの　やさしい　想い出を　　諦めきれなくて

理想を　描いては　　追いかけて　引き留めたくなる


そんな　　わたしとは　　うらはらに


わたしとの　ときめく　未来を　　振り払いたいのか

会話も　うわの空で　　何となく　心　ここにあらず


そんな　　あなたとの　　熱量の　差


ボトルに　詰めて　　シャッフルしたら

また　　わたしたちの　気持ちは　　溶け合えるのかな

健やかなるときも、

病めるときも、

わたしに　出来る　全てで

あなたを　生涯　支えてゆきます


あなたを　愛するからこそ

自分をも　　大切にします


共に　泣き　　　共に　笑い

あなたと　生きてゆける　幸せを

胸に　いつも　刻んで……


感謝を　数えながら　　隣を　歩もう

一緒に　　雨上りの　虹を　追いかけながら……

『やっぱり　　あなたは　わたしにとって

　かけがえのない　　大切な人　なんだわ』

・・・・その答えに　たどり着くまでには

わたしなりに　　時間は　かかったけれど


ここに　至るまでの　全ては　無駄なんかじゃ　ない

一生懸命　考えたし　　逃げることなく　向き合った


だから　　胸　張って　　自信　持って　　言えるの


『あなたと　共に　同じ　道を　　歩ませてください

　あなたと　同じ　感動を　　分かち合いたいのです』

暗闇に　　明かりが　灯るように

気落ちした　あなたの　心を

照らして　あげたい


この　愕然とするしかない　状況で

わたしは　　何を　すべきだろう


答えは　　ただ　ひとつ

寄り添って　いてあげる


伴侶とは　　いかなる時にも　連れ合うもの

夫婦とは　　涙の夜でも　光の朝を　信じ抜くもの

お母さん　　ありがとう

あなたの　娘に　産まれたことが

本当に　嬉しいの

生きている　　それだけで　価値がある

いのちの　尊さ　　　存在の　温かさ

どんな時でも　　口もとに　微笑みを　　心に　歌声を

何よりも　　家庭を　大切にし　　家族を　最優先にし

ハウスは　　慎ましやかでも

ホームは　　おおらかで　居心地がいい


あなたを　お手本にして　　これからも　歩んでゆきます

『母の日』とは　　　わたしには

この日に　限らず　　毎日が　『母の日』なのです

いつまで経っても



あなたと背中合わせ



こんなに
あなたの鼓動を感じて
いるのに

わたしの　存在……


人より　もっと　目立てば

見つけて　もらえますか

人より　もっと　優れたら

認めて　もらえますか


いいえ

人と　比べたり　しないで


美貌や　能力の　　優劣など　ではなく

それ以上に　　あなたの存在　そのものが

尊い　輝きを　もっているのだから

あなたのことが　　心配なの……


声を　　聴かせて

姿を　　現して


あなたを　　見失ってから

どれほど　　後悔したでしょう


今度は　もう　　その　手を　　放さない

気持ち　再び　　立て直して　　待ってるから


帰って来て……　　わたしのもとへ

あなたが　　初めてでした

本気で　叱ってくれる　ひと


なんで　　そんなに　真剣な　顔して

わたしのこと　　心配するの？


それだけ　　お前が　大事だからだよ

当たり前じゃないか　　本気で　愛してるんだから

少なくとも　オレは　　お前のこと　放っておけないから


もう　　２度と　こんな　　危ないことは　　するなよ


そう言って　　わたしを　抱きしめた　あなたは

わたしより　先に　　泣いていました

あなたと　　この先　　どんなことが　起きようとも

この　道を　信じて　　あなたの　隣を　生きてゆく


今も　なお　　きらり　光る　　左手の　薬指

見れば　いつも　　想い出す　　永遠の　誓い


あなたこそが　　わたしの　安らぎ

あなただけが　　わたしの　愛の花


美しく　　咲かせましょう　　こころを

豊かに　　実らせましょう　　きずなを

たとえ　　わたしは　枯れてもいい

それで　　あなたが　救われるなら


たとえ　　わたしは　萎れてもいい

それで　　あなたが　立ち直るなら


たとえ　　わたしは　消えてもいい

それで　　あなたが　強くなるなら


だから　　わたしを　忘れずにいて　　覚えていて

いつか　　あなたが　幸せ咲かせる　　その時まで

『夏休み』ね……


主婦には　ね

基本　『夏休み』って・・・・・　無いのよ

でもね

家族の　笑顔が　　いちばん　大事なの


みんなの　笑顔を　　守りたい

その　想いで　　毎日が　まわっているの

変わらない　日常が　　愛おしいの

『信頼』という　名の　　イーゼルに

『わたしたちの　未来』という　キャンバスを　立て掛け

『想い』と　呼ばれる　　彩り豊かな　絵の具を

『真実』の　パレットの上で　　混ぜ合わせる

『希望』に　満ちた　絵筆を　　手に　取れば

『愛情』が　ほとばしり　　イマジネーション全開で

『期待』の　冴えわたる　　アウトラインを　描いてゆく

『涙』の　滴で　　時には　やわらかく　ぼかしたり

『思い出』で　ふたりの絵に　優しさを　添えながら

『幸せ』の　エッセンスが　　仕上がりを　極める

『ふたりの　夢』が　キャンバスに　描かれるとき

『きずな』は　　より堅く　より美しく　　輝きを　放つ