迅水 皓雨・3日前
嗄れた朝焼け
苦労もせずに手に入れたもんを
夢だの愛だの語んじゃねぇよ
恋は未定、運命の人は不明
私の愛は何処へ
こんな未来を安心していいのか
花に口付けを
記憶に亡霊を
彼女に彼岸を
私と哀を残して逝った君に
愛を拾って花を供えるのは
君の笑顔が見たいからかな
命の重さに嫌悪を抱いて
今日も死にたいって呟くんだ
世界が俺を嫌ってもな
お前が俺を好きでいてくれりゃ
俺はそれでいいんだよ
恋人じゃなくていいから
なんて言える程
優しさで恋してる訳じゃない
夏風が花を揺らす
蘇るたくさんの思い出
君が後ろにいる気がしてさ
”さよなら“って
君はそんな簡単に言うけどね
僕は誰よりも真っ直ぐな心で
君を見ていたんだよ
世界中の人間に嫌われても
お前に好かれりゃ俺の勝ちだ
正しさとかどうでもいいから
生きて、今だけ
□ タグ紹介 ■
#揺れた花に夏の亡霊
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黄昏に咲いた君の命
夏の亡霊が攫った
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好きは絶対
贈り物は好きな物にのみ
想い募る君へ。白く眩い満月へ。
37度と少しの熱に乗せて伝われば
温もりを忘れてしまったこの手に
優しく握られる日が来るのかな。
君が輝くなら 僕は黒く染って
きみの光を引き立てるだけ
全部夏のせいにして
温い微炭酸を飲み干した最後の七月
君がいた世界で笑った日々に
僕はずっと囚われたままだ