#相合傘

狐の嫁入り

忘れた傘を言い訳に

少し肩の濡れた初夏

いつか
傘がなくても
君のとなりに居たいな、

今日の大雨

夢のまた夢だった
先生との帰り道

せっかくなら
傘、忘れればよかったなあ。

あの時も雨は僕達の恋を見ていた

相合傘の下で寄り添う時は過ぎ

いつしか 降り止まない涙雨

溢れる涙が零れるよりも早く

"さよなら"を言いたかったのに

今日相合傘した！

予報外れの雨

念の為持ってきた傘

傘を忘れて困る君

あとは私の勇気1つ

バイト終わり、貴方と一つ傘の下

半分雨に濡れながら

私、恋に落ちていた

ノートの隅っこに

書いた相合傘

いつの日か

きっと、叶うと信じて

しとしと降る雨に
相合傘をして歩くなんて
あの頃はできなかったのに

つかの間の幸せ

斜め下から見る
あなたの横顔が愛おしい

やっと追い付けたのに

いつだってあなたの隣に
堂々と並ぶことができないの

雨の中、2人でお散歩。
「傘持ってけばいっか」
って言ってたのに
傘持たず現れたあなたは
「入る？」って聞くと
笑いながら「うん笑」って。
狙ってたでしょ？相合傘

雨の日は思い出しちゃう
君と相合傘したとき
私が濡れないように
君が私の肩を抱いてくれたこと

雨の音が響く

隣を歩く君も

今はもういない

傘には1人

ただ淋しく

雨音が響く

同じ傘の下で
照れ合いながら歩いて行く
時と共に

帰り道．雨の中．

君と僕との肩が触れる

君の手に僕の手を被せてみる

少し背の低い君は恥ずかしそうに

僕の腕に顔を擦り付けた

雨音が心地よさと　
物悲しさを連れてくる　　

雨の日の思い出　
1つの傘でふたり　

今でも胸熱くする　　　
　　　　　　かほ