STK・2025-03-19
私の中の住人が言う
ポエム
隠しておきたい秘密もあるさ。
知ってもらいたい秘密もある。
人は意外と、
ワガママなもんさ。
出ていこうとする想いを、
僕は、引き止めた。
「あら。いいのかしら?
私が出ていかなきゃ、
あなたたちに、
進展の言葉はないわよ。」
想いは僕に、
意地悪そうに、
だけど可愛く、笑って魅せた。
どうだい?
無事に葬ることは、出来たかい?
おや。
お前さんは優しいね。
自分を傷付けた過去に、
そんな顔をしてやる必要はないよ。
もう忘れておやり。
お前さんが笑っていないと、
未来が、
お前さんを見つけられないじゃないか。
幸運も、
お前さんを見逃しちまうよ。
さぁ。
ここからが再スタートだ。
これからは、
半歩でも、一歩でも、
前に進めるようにしようじゃないか。
心に、明かりを灯すんだよ。
私の手でよければ、
いくらでも、貸すからね。
まぁ、シワシワだけどもね(笑)
もう。
そんなに心を、読まないで頂戴。
言葉にして、
伝えたい想いもあるのよ。
本当の私を知れば、
きっと あなたは、
ガッカリしちゃうわ。
「なんだ、こんなものか。」って。
でもね、
あなたが
理想ばかりを追いかけているうちは、
そんな人になんて出会えないわよ。
だから、
私といる時間(このとき)は、
何もかも忘れて、
ちょっと今を、
楽しんでみましょうよ。
夜が咲き乱れて、
眠るのが遅くなってしまった。
いや。
特別何かが、起きたわけじゃないんだ。
時計の針が歌を歌い、
ポットの沸く音が、
芸術は爆発だと叫んでいただけ。
静けさの中で聴くと、
どれも素敵に思えてね。
あぁ、夜も悪くないなって。
さて、寝るとするよ。
明日のために、
今度は、夢を見ないといけないからね。
光が必要なら、
取り込めるように、
まずは笑って、ご覧なさい。
チカラ無く、
朝が泣くときもあって、
それでも、
私は私を待ち続ける。
起き上がれるか。
今日は、やめておくか。
どっちでもいいぞ。
頑張り過ぎても、
いいことはないからさ。
ほら、見えるかい?
すべての流れは、
今、あそこへと向かっている。
誰にも、
止めることはできないだろうね。
大きな うねりは、
そこにある全部を連れていってしまう。
カタチ有るもの、無いもの、
何も関係なく、
一切合切、混ぜこぜにしてね。
恐いけど、
すべてなら、
まぁ、仲間外れは、
居ないってことだけどね。
「大切な人とは、
どうゆう人でしょうか。」
『そうですねぇ。
大きく切ると書きますから、
他の人とは大きく切り離された、
特別な人、
と言うことじゃないでしょうか。』
それだけが、愛の色じゃないわ。
あたたかさの違う愛も、
たくさん、有るのよ。
それに、
誰にも心配をかけたくなくて、
明るすぎる、
暗闇もあるの。
うふふ。
大人も子供も関係ないわ。
人間は複雑なものよ。
さぁ。
準備はいいかい。
明日が、やって来るよ。
なぁに、気負う必要はないさ。
今日を迎えた時と同じように、
丁重に扱えばいいだけさ。
素晴らしい日に、なんてしなくていい。
自分らしくいられる日にするんだ。
それが重なれば、
おのずと
素晴らしい日になるってもんさ。
さぁ。
まだ眠っている明日を、
起こすんじゃないよ。
睡眠は、大事だからね。
なんの脈略もないけれど、
ここで、
昼の話をしましょうか。
昼には、
夜の寂しさや、孤独はない。
せわしない朝に隠れた、憂鬱感もない。
昼は遠くまで眩しく世界を照らし、
気温で、世界を暖める。
季節によっては、
焼き付くような陽を注ぐけれど、
「私だって、
優しいばかりではないわ。」と、
強風も、大雨も使って魅せる。
そんな昼が、
朝と夜と手をつないでいてくれるから、
止まることなく1日は、
ゆっくりと動いていくんです。
大きな出来事で、
朝も昼も夜も、
関係なくなってしまう、
時間(とき)を除いては。
行かなきゃ。行かなきゃ。
あなたを、私を、
探しに行かなきゃ。
行かなきゃ。行かなきゃ。
明日の扉を、叩きに、
開きに行かなきゃ。
行かなきゃ。行かなきゃ。
あなたと、私を、
つなぐ糸を探しに行かなきゃ。
行かなきゃ。
「まだ、ここにいたのか。
背中は、見えなくなっただろ。
いつまで、そうしているつもりだ。」
『…ありがとう。って、言えなかった。
僕が泣かないように、
ずっと側にいてくれたのに。
ありがとう。って、言えなかった…
もう、泣いていいかな。
泣き虫に戻っても…。』
「お前なぁ、違うだろ。
俺には無い、優しさで泣いてるやつを、
泣き虫とは言わねぇよ。
よく我慢してたな。
好きなだけ、泣いたらいいさ。」