#笑顔の裏の本音

波の様な感情

見失う自分を

救えるのは君

『大丈夫』の言葉を裏付けるように笑う私を

君にだけは知られたくなかったんだ_______。

普通の日々を手に入れるために
￣￣
失っていたのは笑顔でした

ずっとずっと笑ってた__

でも誰か

私の本音に気付いて欲しかった＿

僕は仮面を被っているのに
それを当たり前のように流す周りの人達

あぁ。やっと気付いた。
僕は仮面を被っていないと駄目みたい

本心を出したら嫌われるのかな

こうやっていつも僕は自分を″偽ってばかり″

頑張ればいい、だなんて_________

そんな簡単に言うけど、

それができていないから、

今死にたくなってるんだ__________

▫︎タグ紹介▫︎


＃笑顔の裏の本音



解釈･使用等は自由です。

気軽に使ってください( '-' )✨

※この物語はフィクションです
※長編小説
※読まないで好き押すのNG





















分かってたよ
　
　
この関係が、この幸せが
　
　
永く続かない事くらい
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
死神ｻﾏ : どんな殺人の
　
　依頼でも受け付ける
　
　殺しのプロ
　
　
　痕跡を残さない為
　
　年齢も性別も全て不詳

　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　


　
　
　
　
　
　
　
　


　
　
＃死神ｻﾏ/前編
　
　
　
　
Episode 1,
　
　
　
　
〔ど、どうしよう…〕
　
　
朝、学校に行くと真っ青な顔をした
　
　
友達が駆け寄ってきた
　
　
「何かあったの？ハトちゃん」
　
　
ハトちゃんとは3歩 歩いたら
　
　
何でもすぐに忘れてしまうことから
　
　
私がつけたあだ名だった
　
　
〔私、お母さん、殺しちゃった、〕
　
　
「え、？」
　
　
〔今話題になってる
　
　（死神ｻﾏ）いるでしょ？
　
　昨日、お母さんと喧嘩して
　
　むかついたから
　
　殺人の依頼しちゃったの
　
　まさか本当に
　
　実在してるとは思ってなくて…〕
　
　
「待って、依頼って？」
　
　
〔このサイト〕
　
　
ハトちゃんは
　
　
スマホの画面を私に向けた
　
　

　
［あなたの身近に
　
　殺したいほど憎い人はいませんか？
　
　生きてる価値なんてないと
　
　思う人はいませんか？
　
　
　私がこの世から
　
　処分して差し上げます
　
　
　代金は無料です
　
　
　少しでも興味を持たれたのなら
　
　下の依頼ボタンを
　
　ポチッと押していただければ
　
　詳しいご説明を致します
　
　
　あなたの人生に幸あれ
　
　
　from : 死神ｻﾏ］
　
　
「なにこれ、」
　
　
〔てっきり
　
　タチの悪いイタズラだと思って、
　
　遊び半分でお願いしちゃったの
　
　それで今朝、起きたら
　
　お母さんがリビングで…〕
　
　
「その後は？」
　
　
〔怖くなって無我夢中で
　
　家を飛び出してきちゃったから、
　
　警察にも連絡できてない、〕
　
　
「本当に（死神ｻﾏ）なの？」
　
　
〔でもそれ以外考えられないよ〕
　
　
「とりあえず、
　
　もっちーに相談してみよう」
　
　

もっちーとは
　
　
このクラスの担任の先生である
　
　
本名は望月というが
　
　
みんなからの信頼があついため
　
　
愛称でそう呼ばれている
　
　
〔でもあの先生、まだ若いし…〕
　
　
「だからいいんじゃない
　
　年齢が私達と少しでも近い方が
　
　分かってくれることも多い筈」
　
　
〔そういうものなのかな〕
　
　
「取り敢えず大人に頼ってみよう」
　
　
〔うん〕
　
　
　
　
Episode 2,
　
　
　
　
中休み
　
　
　
　
《それ、俺に相談されてもなぁ…》
　
　
〔ですよね…〕
　
　
もっちーは暫く考え込む
　
　
《今日の放課後、一緒に
　
　家の様子を見に行こう
　
　それから警察に連絡だ》
　
　
〔そんな、申し訳ないです〕
　
　
《いいって、
　
　今日は学校に来れてない生徒や
　
　珍しく休んだ子、
　
　サボる子の所に
　
　家庭訪問する日なんだ
　
　斉藤と高橋と
　
　鈴木と服部の家、だったかな
　
　だから大丈夫》
　
　
〔ありがとうございます〕
　
　
《もう変なサイトに
　
　手を出しちゃダメだぞ》
　
　
〔分かってます笑〕
　
　
先生にペコリと頭を下げて
　
　
職員室を出た
　
　
　
　
Episode 3,
　
　
　
　
《本当にここで倒れていたのか？》
　
　
〔嘘じゃありません〕
　
　
《でも、何も無い》
　
　
〔ほんとに、
　
　本当に今朝お母さんがここにっ…〕
　
　
いきなり口を噤んだ
　
　
「ハトちゃん？」
　
　
〔死…ｻ、よ…〕
　
　
「え？」
　
　
〔死神ｻﾏよ、死神ｻﾏが
　
　遺体をどこかに隠した〕
　
　
《そんな馬鹿な》
　
　
〔死神ｻﾏは、
　
　痕跡を跡形もなく
　
　消すとメールで言っていました〕
　
　
「でも、」
　
　
〔証拠が無いからここ1ヶ月で
　
　約20人の人が殺されても
　
　尻尾すら
　
　掴めていないんでしょ！？〕
　
　
《なんで今朝警察に行かなかった？》
　
　
〔怖かったんです
　
　殺人の罪を負わされる気がして〕
　
　
《今行っても警察は
　
　何も信じてくれないだろうな》
　
　
〔私、小さい頃に
　
　お父さんを亡くしちゃったから
　
　お母さん以外身寄りがないのに…〕
　
　
「諦めないで、
　
　ただ買い物に出かけてるだけかも」
　
　
〔ううん、この時間はキッチンで
　
　夜ご飯を作ってる
　
　
　お母さん、病院で働いているけど
　
　確か今日は夜勤の日だから
　
　いつもだったら
　
　まだ家にいる時間なの〕
　
　
「急用かも＿」
　
　
〔やめて、
　
　現実を受け入れよう…〕
　
　
《明日もう一度様子を見に来よう
　
　ハトちゃん、
　
　今日は俺ん家に泊まってけ
　
　待っててやるから
　
　必要な物、纏めてこい》
　
　
〔…はい、〕
　
　
「無責任なこと言って、ごめん」
　
　
〔ううん
　
　ねぇ、約束して
　
　必ず 死神ｻﾏ のフードを取って、
　
　その正体を暴くことを〕
　
　
「わかった、約束する
　
　一緒に突き止めよう」
　
　

　
その言葉に、
　
　
悲しそうに微笑みながら
　
　
静かにリビングルームを出ていく
　
　
友達の背中は
　
　
いつにも増して小さかった
　
　
　
　
Episode 4,
　
　
　
　
次の日の午前5時半
　
　
スマホが何度も振動する音で
　
　
無理やり起こされた
　
　
眠い目を擦りながら
　
　
いかにも不機嫌です感を出して
　
　
電話に出る
　
　
「はい？」
　
　
《朝早くにすまない
　
　驚くなよ？
　
　ハ…が…だ》
　
　
「何です？」
　
　
ザザザっとノイズが入る
　
　
《落ち着いて聞け、
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　ハトちゃんが、死んだ》
　
　
ガンッ
　
　
スマホが
　
　
床に落ちる音が部屋に広がった
　
　
《もしもし？》
　
　
「う、そ…」
　
　
驚きすぎて
　
　
周りの全ての音が
　
　
一瞬にしてシャットダウンされた
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
次回予告
　
　
　
　
　
相次いで 死神ｻﾏ に殺められる人々
　
　
特に最近はこの地域周辺に
　
　
集中して起きていて、
　
　
どんどん危険が迫っている
　
　

　
このままじゃダメだ、
　
　
そう感じた私達は
　
　
死神ｻﾏ の正体を突き止めるために
　
　
ある危険な行動に出る

君の名前がどんどん下に下がっていくにつれて

僕も不安は増すばかりで。

"この不安は君しか取り除けないのに"と

泣く日々がいつの間にか僕の日常になっていた＿

俺がいつも馬鹿やってんのは
君らを笑顔にしたかったから

俺がいつも笑ってんのは
少しでも周りを華やかにしたいから

俺がいつも優しくしてるのは
誰かに好かれていたかったから

俺が涙をみせたくないのは
俺の弱い所を見られたくないから


母さん，今日も俺の人生は上手く行ってるよ

外見だけは
いくらでも偽れるんだよ__

そうだね笑
面白そうだね笑
楽しいね笑

これっぽっちもこんなこと思ってない
いい子演じて自分を偽ってるだけ

京都の人みたいなもんじゃない？
言ってる事と反対の事を思ってるのって







自分もだけど
　
毎日、偽ってると

　　　　　本当の自分が
　　　　　　
　　　　　　　分からなくなるから
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　気を付けてね