#美しい花

「ねぇ、どうして素晴らしい人は
すぐに亡くなってしまうの？」



『じゃぁ、あなたががもし
花園の真ん中にいたら
どの花を1番最初に積む？』








「美しい花」

泣き虫さんは強くなります。


泣いた分だけ強くなります。


嘘ばっかり…


泣いても泣いても


強くならないじゃないか


そう思った貴方は


まだ蕾です。



俺も蕾です。



沢山沢山泣いて


力を溜めて


いつか必ず


土の中から強く顔を出し



泣いた分だけ


みずみずしく


美しい花を


咲かせる事が出来るのです。




俺も、約束します。



俺はいつか大輪の花を


咲かせてみせましょう。


敬愛するあなたの元で。

まただ

また美しい花が散った。
明るい灯火が尽きた。


僕の大切な友達が、逝った

最期までその美しい命を

咲かせてくれて ありがとう

みんなが涙を我慢している中

嗚咽を漏らす僕。


今、たった一輪の美しい花が散りました。







“×時×分××秒、ご臨終です“

美しい　花は　　その　存在だけで

人の　心を　　明るくして　くれるから


芳しい　香りで　　愛らしい　姿で


近頃の　あなたの　　疲れ気味な　気持ちを

やさしく　　解きほぐして　くれるでしょう


だから　　そっと　１輪……

わたしから　あなたへ　　安らぎの　贈りもの

自分で摘んだ花より
貴方が摘んでくれた花が
どんな美しい花よりも
一番好き。

ネガティブな感情からも

色々な花は咲く

本当に大事なのは

その時その瞬間の感情を

大切にすることさ

[美しき花]






















名もない花が枯れ


新たな命を残し消えた。



残された命は、また、


名もない花を咲かせるために


これからを歩まなければいけない。





















身動きが取れない。


決められた場所で育てられる。



こんなところに、


と邪魔者扱いされようと


動くことは出来ない。



自ら選んだ場所でもないのに


責められる。
















小さな芽は、何度も踏み潰されそうに。


怖くて、怖くて、


何故、花を、名もない花を


咲かせなければならないのか、


そのことについて考え始めた。



















蕾が小さく生まれた。


でも、既に、ボロボロだった。


















意味もわからず、掘り投げられ、


名もない花を、


咲いても誰も気づかないような花を、



邪魔者扱いされるような花を、



そんな花を咲かせるために


たくさんの日々を費やして



雨が滝のように降ろうと


傘はどこにも見つからず。



強風により飛ばされそうになろうと


自らの根以外の支えはなく。



夏の暑い日に干からびそうになろうと


影が涼しい風を運ぶことも無く。



誰がどんな物好きが


こんな生活、生き方を望んだであろう。


















生きる意味をずっと考えていた。



花を咲かせたところで何になろうか。



所詮、道の片隅にひっそりと咲く花。




向日葵のような明るさも


百合のような美しさも


薔薇のような華やかさも



何もない




白い花



ただの名もない花


















白い花が咲いていた。



名前は知らない。



花には詳しくないから。




道の片隅に遠慮がちに咲く花。




花屋さんで見かける花たちは、


イロトリドリで


明るくて、美しくて、華やかで、


素敵な名前が一輪一輪に与えられ、


バケツの中で咲き誇る。


















その花に、変に親近感が湧いた。





















この花も同じ問いを抱いてる。





















『何故、生きなければならないのか。』




















生まれた場所も産んでくれた親も


自ら選んだ人ではない。



それなのに、邪魔者扱いされ、


罵倒され、踏みつけられる。



どれだけ日を跨ごうと変わることはない。



雨となって降り注ぐ矢は、


深く心に傷をつける。



誰もその雨を守る傘はくれない。




不安と恐怖を煽る風は、


泥沼に自分を打ち付ける。



誰も支えてくれはしない。




周囲の期待、プレッシャーは、


ただただ自分を閉じ込める。



誰もその扉を開くことはない。















誰がどんな物好きが


こんな生活、生きた方を望んだであろう。


















誰かを楽しませる明るさも


人より優れた美しさも


自分を際立たせる華やかさも



何一つ持ち合わせてない。




















「ありがとう」




















そう呟いた。

















「ありがとう」

















そんな声が聞こえた。


















『ありがとう』
















そう返した。


















『ありがとう』
















そう返された気がした。





















この[ありがとう]を繋げるために


生きてみようと思う。



















小さな世界の小さなありがとうの話





❅

道端の幼き雑草ー。
夢にみる。

ー美しい花になれるのだろうか
と。

暗闇でさえも美しく咲いて、

俺の心を奪ってしまうなんて。


キミに魅了されないはずがないね。

　　　　　私は心のガーデナー。



みんなの心の中にある美しい花を咲かせる




お手伝いができればいいなと思ってます。





MiCo.

>何故素敵な人から亡くなるの？

じゃあもし貴方が花園の真ん中に居るとすればどんな花から摘む？

>美しい花

なんて馬鹿なのだろう
こんな事を言った人に言ってやりたい
そんな訳ないだろう。と
もし美しい花ばかり摘んでいると美しい花の子孫が残らない
イコールこれ以上美しい花が生まれない
それは可笑しいだろ。
素敵な人ばかりが
死んでいるように感じるのは
そいつら以外、ニュースになってないだけだろ
知らないだけで人は毎日死んでんだよ
誰が言い出したのか知んねぇけどよ、それって周りが見えてない証拠だと俺は思うよ
しかも、植物は全て美しい
人間よりも遥かに美しい
地球に貢献している
自分だけで無く他の生き物の役に立っている
この様な点から
その考えは可笑しいと思われます
何か反論はありますか？

「亡くなった人が最初にする事は

お花に囲まれる事なんです。

このように皆さんから頂いた

このお花達に囲まれて

とても綺麗なお姿になられるんです。

(おじいちゃんの名前)さんが頂いたお花に

囲まれるお姿をお見せする事で

”お花ありがとう。もう大丈夫だよ”と

表しているのです。

”お花を添える時に(おじいちゃんの名前)さんと

過ごした日々を思い出しながら添えて下さい”

と先程申し上げました。

この最後に見せていただいた

(おじいちゃんの名前)さんのお綺麗な姿を

ぜひ思い出の最後のページとして

書き加えてあげて下さい。」

　美しい花と芸術は似ている。

　想像以上の魂の揺さぶりを与えてくれるのだ。