#言葉

止まない雨は無いとか雪もいつか溶けるとか

綺麗事じゃなくて心から信じてもいいって、

思える私が今欲しい言葉をかけて欲しかった

言葉足らずの「愛してる」と

君の淋しそうな「ごめんね」は

オーロラの様な光を纏っていて

白い月の儚さで微笑んでは消え

君に言葉で伝えるのは恥ずかしいから

カスミソウの花言葉に準えて捧げるよ

｢君色に染まりたい｣と＿＿＿＿。

列を作って行き交いながら描かれる

優しい言葉が届く世界になったらな

頑張れって言うのは楽なのに、

言われるのは少し苦しくて。

人に負けたっていいんだ

だけど自分の弱さには負けないで

本当の夢はきっと道になる。

言語も法律も
まだ存在していなかった
太古の人間は
ねるねるねるねの
色の変化を見て
何を感じただろう。
言葉というものに
縛られて生活している
私たちには
想像することさえ
できないのだ。

ねるねるねるねの色の変化を言葉で説明しようとした瞬間、私たちは、ありきたりな意味論に陥ってしまうのだ。

「君にあげたい」

例え使い古された言葉でも
君に届けたいことならば
口に出して伝えたい

言葉だけじゃないけれど
言葉で伝えたいこともある

君にあげたい
僕のほんの少しの勇気

あの魔女がここに来てから

何かが狂い出した。

練るという動詞の意味も

色という言葉の意味も

変わってしまったのだ。

本当に気を付けた方が良いよ

人に信頼されたいと思うなら

良いことを言おうとするよりも

余計な事を言わない方がいいよ

人は

ありがとうの数だけ

賢くなる

ごめんなさいの数だけ

美しくなる

さよならの数だけ

愛を知る

あるべき姿を見失い

救いを求めても

あざ笑うかのように

声のこだまが聞こえる

奈落の底までも響く

命の自覚さえも持てないまま

生きていることの不思議さ

そんな気持ちのまま彷徨う

自分がいるのだ

言葉って凶器になる

あとで謝られても
何年も何十年も
心に突き刺さって抜けない
近ければ近いほど
想えば想うほど

専門家でもないのに
無理に手当てしようとして
余計にえぐって
より深くなるから
ただ生きていくしかない

少しだけ、心を離して
期待しなければ落胆もしない