#隣の芝生は青い

絶望と失望と諦めで出来た人生

「羨ましい」なら交換しよう

何が不満なんだろう。



家族がいて


五体満足に生まれ


友人や仲間に恵まれて


学ぶ機会が与えられ


彼氏や彼女がちゃんといて


仕事にも恵まれている



苦しいことなんて


何ひとつ無いじゃないか




そんな風に思います？




でもきっとそれって


隣の芝生青く見えてるだけなんすよ。




何が苦しくて



何が辛くて



何にストレスを感じて



何が悲しくて



何を呑み込んでいるのか



そんな事


相手の懐に入り込まなきゃ


絶対分かるはずもないことです。




辛い事があった人程


笑えなくなっていって


どん底まで落ちたら


良く、笑うようになる。




笑っているから


幸せそうだから


主観を押し付けて



「悩みなんてなさそうでいいね」


そんな事言わないで下さい。


「幸せそうでいいね」


懐に飛び込む前に上辺だけで


そう笑うのはよして下さい。



本当は苦しいこと


悲しいこと辛いこと


話したいのかもしれません。



言葉に言葉を


重ねないで下さい。



心から吐き出される言葉を


どうか待っていて下さい。



一緒に生きていこうと



嘘偽りなく寄り添って下さい。



どうか、どうぞ


自分の家の芝生と


相手の芝生を比べずに



同じ芝生として愛でて下さい。

君の弾くピアノは

優しくて
とても柔らかい音なのに

僕のピアノは

こんなに
キレのないてきとうな音なのか


音には性格が出ている
羨ましい憧れ。

隣のみんなは幸せ。

隣の海は青い。

この幸せが私のものだったら

良かったのに。

窓の外の鳥は自由なのだろうか

本当は生きるために必死なんじゃないか

自分たちも死ぬ気で生きよう

それは自分以外の人の為でもいい

将来のことを考えると

今隣にいてくれる彼といるべきだなって

だけど今は隣の芝生が青くて

自分のことを肯定して

いけないこと

しそうになってるんだ

誰かを羨ましく思ったり
誰かを妬ましく思ったり


それは普通の当たり前の感情


だけど



世界には


今日のご飯を食べられない人も居る

隣の夕日は赤い。

誰かと照らし合わせたり


天秤にかけてみたり


何でもかんでも勝ち負けでしか考えられない時点で


自分って言う強敵に負けてるんだよ。


視点、観点、角度、尺度を少し変えただけで


自分の世界は変わる。


隣の芝生は青くない。



MiCo. #

僕は芝生を青く塗る

誰から見ても

綺麗なように。

あの人はあーでいいな
この人はこうで羨ましい


いつだって誰かと自分を比べては
〝羨欲〟
で溢れるけど


その誰かは逆に自分のどこかを
〝羨ましい〟〝いいな〟
って思ってるかもしれない。


自分のことは近すぎて見えなくて
他人のことは良く見えるから
比べて羨んで勝手に不幸になるくらいなら
自分のこともっとちゃんと見て
〝幸福〟を探す方が
よっぽど有意義な時間だと思う。