*○かふぇ☕○*・2023-05-06
Ⅵ時、珈琲店にて夢想を
静謐
紺青に宿る星月じゃなくて
夜に泣く闇を愛していたの
風に吹かれ夜明けを詠う
満月が照らした一輪の花影
御伽の国に誘う二人の物語
noteに翳す二つの世界
儚い宿命が紡ぐ記念日を
このままキミともう少し
嗚呼、この世界は複雑だ_
廻り廻って辿り着いた幻想
奏でる音が転調を繰り返す
星明かりに降る数多の光は
君を想う気持ちへ変化した
幾つもの奇跡が導く
"いつか何処かで"
"これからもこの先も"
NOTEにめくる1ページ
言葉に綴った"記念日"
哀しみから清々しい空へ
そよ風にのって詩を詠う
二人の時間はいつまでも
天秤にかけた夢と現実
欠けた溝を埋めていく
秒針は永遠に進み続け
生きた証をここに飾る
共に創り上げた"夢の街"
言葉で紡いだ想い出の数々
二つの世界で生きる我らは
今日も珈琲を注文していた
"贈り物"が運命を紡ぐ
NOTEに綴る回想録
糸に撚りをかける番いの証
海潮音の星行
青褐の氷中花が
秋霖を振り解いた
日の出を二人で見よう
海を眺め二人で笑おう
ゆっくりでいいんだよ
刺雨撥く四葩
白百合の面紗が
冷めた葵を濁す
また見る世界が広がる道標へ
"あっという間"と流れる月日に
春に吹く桜舞が君を愛でるの
花筵に過る繊月
瞑色に欠けた牡丹が
惑溺に糖を注いだ
"紡ぐ言葉は希望の欠片"
空に飾る明日への光
記念日に贈る願い事