碧乃森 海。あおのもりめる。・3日前
あおのもりめる。
星降る街。
世界を一日中貸し切りの。
秘密。足跡消しながら、
2人だけの声で交わす幸せ。
よく見渡せる。は、見られている。
と、
いうこと。
ね。
いっそのこと、
ね。
かくれてしまおうか。
平行と言われた2筋の、
空に飛ばした光の空路が、
赤道を過ぎる頃には。
直進は、曲がりに沿って接近するでしょ。
それが、心と身体の経線です。
ね。精神の経度、が。
ねえ。居場所。の、経度でしょう。
北極圏の天上まで、
飛ばした先には衝突するしかないの。
散らばる残骸の中の、
海を融解させたのが、
吊されたままの、あたしです。
それが、ほんとうに、
あたしそのままでした。