#さようならと言えない私だから

お星様

私もあなた方のような

輝きになりたいです

不器用な二人だから

すれ違ってしまったのかな

引きずった恋の後始末
ただ茫然と立ち竦むだけ

暮れ掛かる空に傷心をなぞり
物思いに沈む

あなたの影を追い求め
立ち直れずにいる

枯らした涙は茜色の空に
馴染まないの

僕が弱音を吐いたあの日

君は笑わずに

受け入れてくれた

それが1番嬉しいんだよ

私は、君が笑っていれば、それでいい。










だから私は、いつも笑顔を装ってる。



君の前で泣きたくないもん












だから、私は本当の私を隠してる。



君が笑っていられるように

これは二人が選んだ恋の終わりでも

私はそんなに簡単に割り切れなくて

離れるとまたあなたに会いたくても

突然に始まった恋は突然に終わった

風が過ぎると
がらりと景色も
ページを捲る

茜色の空に
憂いと侘しさを感じつつ

誰しもが
違うことなく
この季節を乗り越えていく

今日、僕は君に最後の嘘をつく

切なく心にもない言葉

"僕は一人でも大丈夫だよ"