#しょうがない

ﾓﾉｶﾞﾀﾘ
君の"人生"に僕が登場する場面は終わった

この物語の結末を知る前に

"僕"という存在を消してしまおう＿＿＿

「頑張って！」

「ファイト！」

「惜しい！」

そんな言葉全部

僕への嫌がらせ

愛しちゃったんだから

しょうがない。

相変わらず私は、

男の趣味が悪い。

俺が生きるのを頑張ってる中

あいつらは

目標に向かって歩いてる

やっぱ頑張っても

分かり合えないんだよな

重い病気を持ってる人とかには

失礼になっちゃうけど

偏頭痛とか恐怖症

起立性調節障害

ストレスでなったこととか

そういうのがあると

自分は普通じゃないんだって安心する

普通じゃないのが安心っておかしいけど

病気も何も無いのに変な子なのは嫌だから

しょうがないって済ませて欲しいの

『しょうがないよね』

その一言で

色々なことを諦めて

自分の気持ちを押し込めて。

言葉の刃でできた傷も、

なにもかも、見なかったことにして。

過去は変わらない。
死ぬまで自分と誰かの頭に残る。

日記 3/23

今日は、好きな人と
話せなかった
しょうがないよね
明日は話せたらいいけどな。

僕はずっと、君のことが大好きなんだ。
でも僕は卑怯だから、君の前では優しくいられるように
下劣な嘘を吐く。はじめについた嘘は―
「好きなものってある？」
『ん？…動物かな。』
…嘘だよ。僕は別に動物なんてどうでもいい。
でも君はそんな僕を優しいって言ってくれるから。
いつか、嘘をついていない僕を愛してくれたら…
……なんて事も考えたりする。
永遠に来ない日に思いを馳せながら、僕は今日も
嘘をつく。 B

君からのLINEが鳴った。
なんだろうと思って、胸が高まった。

用事は今月の遊べる日に先約が入ってる事を
忘れていて、謝罪するLINEだった。

｢…あー｣と、思わず一人で呟きた。

でも、しょうがない。
君はそういう事がたまにある。

それに、七月はいつもより
1回多く会えるハズだったのが、
いつもと同じになっただけ。

それだけだからと思い、
｢大丈夫だよww｣と返信した。
君は申し訳なさそうなLINEスタンプを
送ってきてくれて、それで終わった。

しょうがない。
そんな事でワガママ言ってたら。
そう思いながらシャワーに入って、
顔に触れた時、頬に馴染みのない凹凸が出来ていた。

ニキビがポツンと出来ていたのだ。

｢…ガキくさいな…｣

しょうがない。と思いながらも、
心の何処かでいつもよりも多く会える七月に
浮かれていた僕がいた。
一周まわってバカバカしいなと思った。

だけど、僕の心の底に子供みたいに
ワガママを言いながら転げている僕もいた。

そんな僕に、
まだ生理五日目だって言うのに
その日は5%のレモンサワーを口にした。

普段はやらない行動。
でも、身体にアルコールを投与しなければと
大人な僕は子供を黙らせるように
流し込み、食事をした。

このニキビは生理だからなのか、
アルコールを短期間、飲まなかったからなのか、
それとも………

それ以上、考えてもしょうがないか。

そう思って、この感情は此処に書き殴った。

｢しょうがない｣

この一言が 私を苦しめる。

今年も貴方を

好きでいさせてください。

私ね、あなたのことが大好きなんだ。
私はずるいから、あなたの前では可愛くなれるように醜い嘘を吐くの。はじめてついた嘘は―
『何が好き？』
「うーん…うさぎ！」
…嘘。私、動物なんてこれっぽっちも好きじゃない。
でもあなたは動物が大好きな優しい人だから。
いつか、嘘の無いありのままの私を愛してくれたら…
……なんてね。
永遠に来ない日に思いを馳せながら、私は今日も嘘を吐く。 A

たまに私と友達で3人で帰る。

2人だけで盛り上がることも多いし、
私1人だけポツン。

寂しいけど、
まあしょうがない。

だって、
上手く話せない私が悪いのだから。