#ねるねる博士

あの魔女は
「小癪な真似を…」
と
呟いた。

ねるねる博士が
データベースへの
アクセスを
制限したのだ。

あの魔女は

博士から訴状が届いていないのでコメントできない。届き次第 内容を確認し、コメントする。

と 答えた。

そして、にやりと笑った。

あの魔女だけでは、お菓子の色を管理できなくなった。

そして、選挙の結果、あの魔女とねるねる博士の連立政権が、誕生した。

色への執着を断ち切るために

私はねるねるねるねを練ることにした。

逆効果なのではないか、と思ったが

ねるねる博士によると

これは一種のショック療法であり

催眠療法なのだそうだ。

ねるねる博士と、あの魔女の関係…

表向きは友達ということになっているが、
私は疑っている。

一つ言えるのは、
あの人たちは恋仲ではありえないということだ。

練られなかった件数と
その理由について
調査するように
あの魔女は
ねるねる博士に
要請しました。

ネリトニーが黒幕という、ありがちなプロット…

ねるねる博士も、ねる白川くんも、無実だったのだ。

たしかに、私たちはライバルだった。
表向きは友達ということになってはいたが、仲は決して良くなかった。
しかし、ネルネの色を追求するという動機においては、私たちは同志だった。

ねるねるねるねを必修科目化することについて

ねるねる博士は、反対意見を表明した。

あの魔女は無言のまま、ただ、ニヤリと笑った。

色の価格高騰に対処するために
ねるねる博士が
あの魔女と電話で対談したという
ニュースが流れたが
もちろん、デマなのだ。

あの魔女とは
2000年頃から
連絡が取れないのだ。

ねるねる博士か、
魔女さんか。

あなたは、どちらを支持するのだろうか。

その

色の変化に

ついて

ねるねる博士は

関与を

否定した。

あの魔女は

無言のまま

ニヤリと

笑った。

デスクトップに

ねるねるねるね.exe

という

見慣れないファイルが

あったので

私は

削除した。

あの魔女の

イタズラか。

または

ねるねる博士の

策略か。

いずれにしても

知らないexeファイルには

用心することだ。

ねるねる博士は

色の信頼回復のため

自らテレビ番組に出演し

視聴者から

熱狂的な

支持を集めた。

あの魔女は

その様子を

冷ややかに

眺めていたが…

なにか思いついたのだろうか

ニヤリと笑って

うなずいた。

私がサボタージュしているのを

あの魔女に見られてしまった。

あの魔女は

このことを

ねるねる博士に報告するだろう．．．


しかし私は

簡単には引き下がらない。

練る者の権利は

ネルネに関する規則で

保障されているのだ。