はじめる

#ふられた

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全99作品・



「ごめん、付き合ってみたらなんか違った」


楽しみにしていた三回目のデート。


もしかしたらステップアップもあるのかも


そう思っていた私に


彼が言い放った言葉。




前の夜から


自分磨きに徹して


ストレッチ、浮腫防止


いつもより入念にお肌のお手入れ


当日は朝からお風呂なんて入って


つるっつるのぴかぴか。



メイクだっていつもはナチュラル。


でも今日は


少しでも可愛く見せたくて


ほんのりチークを入れてきた。




骨折り損のくたびれもうけ。



…バカみたい。



空を見上げて息をつくと


立ち上る息が白い。



ああ、こんなに寒いのに


彼はもういないんだ……。



ふと見渡せば


カップルばかりが目につく。



手を繋いだり


腕を組んだり


中には男の子が


女の子の腰に手を当てて


エスコートしてる人もいる。



私と彼には


そんな雰囲気全くなかった。



部活が一緒で


クラスも一緒。



自ずと仲良くなったら


趣味も合う。



何より彼と話していると


ドキドキして


楽しくて安心出来た。




一度、私の不注意で


指の骨を折った時には


毎朝、家まできて


荷物持ちをしてくれた。



彼が好きだって言ってくれた時に


あの頃からずっと


お前のこと想ってた


彼は、そう私に告げた。




あんなに優しかったのに


付き合ってみたら


何か違ったってなんだろう。




私の何が違ったの?


私、何がいけなかったの?



ずっと私のこと


思ってくれていたのに


たった二ヶ月で


心が変わってしまうほどの事を


私はやらかしてしまったらしい。




彼を責めるより


何よりも


私はその事が辛かった。




「あー、麻衣じゃん、あれ、1人?修哉いないの?」


声をかけてきたのは陸。


私と彼の共通の友達。


陸もまたクラスも部活も一緒だ。



日常が突然非日常になって


頭がついていかなかったのに


陸の何気ない言葉に


また日常に引き戻される。



途端に、実感した。




私は修哉に、振られたんだ。



すると涙がひとつ


またひとつと


零れ始めた。



「う……陸、あ、あたし、ふら、ふられ…っ」


「なっ、マジか!!おいっ。バカ泣くなよ、麻衣、ちょ」



陸は私の突然の涙に驚いて


あたふたし始めるけれど


私の涙腺はどうやら壊れてしまった。



涙が止まらない。



困った陸は私を半ば強引に


カラオケボックスに連れ込んだ。






「ふぅーーー、やべ、焦ったあ」


「ごめ」


「なんだよ泣き止んだの?」


「……うん」


「せっかく大声で泣いても大丈夫な場所に連れてきたのに」



けらけらと笑う陸が救いだった。


これで陸にまで


お葬式みたいな顔をされてしまったら


それこそ、みじめだ。



「陸…」


「あー?なに」


「聞いてもらってもいい?」


「なんなりとー」



気の抜けた返事に


涙がまた滲む。



陸はわざとカラオケのリモコンに目を落とし


私の涙を見ないよう心を配ってくれた。




修哉が好きだったこと


付き合い始めた時の喜び


はじめてのデートでキスしたこと


これからたくさん


一緒にいられると思っていたこと


昨日まで一緒に下校していたこと



何か違うと、振られたこと



ひとつひとつ、話すうち


私はもう一生分泣いた。


最後は言葉にならなかった。



認めたくなかった。



修哉に好きで


居続けてもらえなかった自分が


悔しくてたまらなかった。



「麻衣ー」


陸は、おしり一つ分


私に近づいて


頭を、ぽんぽんと


撫でるように叩く。




「お前はさ何も悪くないよ」


「でも…」


「でも、じゃねーの。悪くない」


「だって」


聞かずん坊の私に


陸は苦笑しながら体を向き合わせる。



「俺、お前の彼氏でもなんでもないけど、麻衣のいいとこいっぱい知ってるわ」


「例えば…どこ…?」


「頑張り屋だろ、麻衣は」


「…そう?」


「今日も…」


さらっ、陸は私の髪の毛を流す。




「修哉のために頑張ってきたじゃん?かわいいよ今日の麻衣」



不覚にも、胸がときめく。


振られたばかりで


私の中のときめきメーター


おかしくなっちゃったかな。





陸は優しい。


さっきから鳴りっぱなしの陸のスマホ。


きっと友達と約束があったに違いない。



それなのに私の為に時間を割いてくれた。




正直、修哉の喪失感は大きい。


なんせ初めての彼氏だった。



涙に暮れる日も


何日続くかわからない。



でも、こうして励ましてくれる人がいる。


私は、独りじゃないんだって



そう思えるから…



私は必ず、立ち上がる。



いつかまたきっと


修哉みたいに大好きな人を作って


今度こそずっと一緒に


長い人生の道を歩めるように


強く、そして綺麗になろう。




漠然とそんな事を思って私は



「ありがとう」



泣き腫らした顔で陸に笑いかけた。

ひとひら☘☽・2020-01-21
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不覚
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物語
失恋した人へ

「もうずっと好きだと思う」

七 瀬 💭・2021-02-10
彼の言葉
ふられた
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泣いても、
それが"涙"なのか
分からない

ただその湖に
溺れていくだけ

ゆずかりん・2020-06-15
涙の意味
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もう一度君に挑戦する
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泣いても
それが
分からない
ただ
その
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ハマりすぎてしまったんだ

周りが見えないほど

chun🌸・2020-05-24
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さようなら
大好きだったよ

僕はどうなってもいいから
君だけには幸せになってほしいな。
幸せな家庭を作って
毎日が楽しくて、ずっと笑ってて
そんな人生を歩んでほしい。
でも、僕は君が好きで好きで
忘れられない。捨てられたのに
まだ忘れられないんだ...
今でもずっとだいすきなの。
どうしたらいいんだろ。

まっしゅくん・2022-01-09
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そうなんですか?

誰かさんへ・2020-03-21
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離れて欲しくない。ずっとずっと
そばにいて。離れてからすごくわかった。
あなたがそばにいてくれないと
生きていけない。だから、だからさ。
もう一度だけチャンスをください。
絶対幸せにするから。もう一度...もう一度。

まっしゅくん・2022-01-09
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友チョコのふりして渡した
あなたへのチョコレート。
「美味しかった」
そうやってLINEが来るだけで
心が舞い上がってしまう。

あなたの心にいる女の子は
私じゃないのに…。

ひよ・2020-02-10
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2年前_、


私はずっと好きだった子に告白をした。

結果は振られてしまったけど、

後悔はしていません。

立ち直るのにすごい時間がかかってしまったけど笑

すごい泣いた=本当に大好きだった。


告白をしようかな!って思ってる人

後悔しないように

告白頑張ってください。

Yuna_いつか出戻りしますねん。最後に投稿したやつ見てね☪︎・2020-10-04
2年前のあの日
好きだった
好き
告白
大好きだった人
後悔はない
ふられた

お久しぶりです
私、バレンタインがんばりました
彼に、手紙で告白しました

結果は、フラれました(笑)

でも、「友達としてはめっちゃ好き」
とも言ってくれた
それだけで嬉しかった
この想いが報われた気がした

これからも友達としていられるだけで
ものすごく安心した
満たされた

長年、友達としての感情と別の感情のせいで他の友達と比べて対応が違ったりして
罪悪感で苦しかった
片想いは楽しいけど、
それと同時に虚しかった

そして今年、それから解放される
まだ現実味がないから
気持ちの整理もムズいけど、
仲のいい友達として生きていきたい
私の片想いは7年でおわり
こうやって勇気出せたのは周りの人やこの居場所のおかげです

本当に、ありがとう
これからも、よろしくお願いします

のん・2025-02-19
片想い7年目
告白
ふられた
友達として生きるために
気持ちの整理中
ありがとう
これからもよろしく
お久しぶりです

なんで、いつも
振られるのかなー
やっぱ私じゃダメかー

ちび🐥・2020-04-16
ふられた


明日なんて来なくていい

世界で1人になりたい

もう誰も好きになりたくない

何も考えたくない

時間なんて止まればいい


























































 

























“なんてね”

🦋千影🦋・2021-11-21
ふられた
もう嫌だ
なにも考えたくない
無理
病む…と思って病まなーい
www
頭おかしくなっちゃった

また昼まで寝てしまった。
あの日からずっとそうだ。
俺はベッドから起き上がった。
そしてキッチンに向かった。
パンが無かったから、コーヒーを飲もうと思ってお湯を沸かした。
出来上がるまでの間、テレビを見た。
チャンネルを変えて消した。
面白くなかった。
メールを確認した。
上司からだ。
「おはよう。
今日も来ないの。
明日来なかったらさすがに私でも庇い切れないわ。
早く来てちょうだい。
          ➢ 09:18 アリー」
明日は行かないと。
コーヒーの粉にお湯を注いだ。
湯気が立ち上る。
コーヒーを1口飲んだ。
やっぱりブラックは苦手だ。
シュガーを入れた。
ミルクは入れなかった。
なんとなくパソコンの電源をいれた。
パスワードは0624。
「 ようこそ。」
何日ぶりだろう。
画面を見ることなんか。
手が勝手に動いた。
気付けば写真を眺めていた。
彼女は笑っていた。
でもあの日、
「私、気付いたの。」
「あぁ。」
「あなたと一緒にいない方がいいわ。」
「・・・。」
「私、遠くに行く事にしたから。」
どう思えばよかったのか、分からなかった。
コーヒーを1口飲んだ。
彼女の手に触れようと思った。
でも彼女は手を引いた。
お金が置いてあった。
彼女の紅茶の代金だけ。
コーヒーをもう1口飲んだ。
そして彼女は言った。
「もう一度最初の場所からやり直したかった。」
彼女は去っていった。
ただ呆然とした。
その後はあまり覚えていない。

俺もそう思うよ。
もう一度、やり直したかった。

残夢・2020-02-09
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