{男装少女}第10話【罰ゲーム】
自己紹介をクラスの皆にした後
教室がそこそこ盛り上がってきたところで
魔王(先生)が口を開く
「てめぇら...いつまで喋ってる気だ??あ"ぁ??」
『「「「「ひぃっっ!!」」」」』
教室中に殺気のこもった黒いオーラが充満する
オーラの発信源はもちろん...
「俺の授業を邪魔する気かぁ??
なんならお前が前に立つか...
なぁ、ユウ」
『俺!?なんで俺??!』
「入学祝い」
『いいっすよクーリングオフで!!』
「いい度胸だ だったらタイマンするかぁ??」
『ひぃぃっ!!』
なんで先生に絡まれてるの??!
周りに助けを求めて見ると
綾は寝てるし桜李と千歳は笑い堪えてるし希と翼は微笑ましく見守っているし...
『お前ら薄情すぎだろ!!友達が先生に絡まれてるぞ!?助けろよ!?』
「この後の展開に期待しているに一票」
「同じく」
「じゃあこのまま授業が終わるまで引きずるに一票」
「あっそれいいな!俺もそれに一票!」
『お前らは助ける気がないのかよっ!!』
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「よーし、じゃあ今日の授業はここまで
あと桜井を助けようとしたやつは同じ未路辿ることになるから
気を付けろよ~」
「「「「は~い」」」」
『...怒』
一時間目が終わり先生は楽しそうにこちらを見てから教室を出た
「ユウ、どんまい」
『....』
「ホントに人形みたいだな!」
『....』
「って先生の趣味変だな笑」
『....』
「なんでこんなの持ってるんだろうな
メイド服なんか」
『....』
私も泣きたい気分です....
『.....グスッ(涙)』
「お前馬鹿だなあの魔王(先生)には気をつけろと言ったのに」
「助けてあげたいけど俺らまでメイド服はイタイからな....」
てめぇら後で覚えとけよ!!
こういう感じでランチタイムになってしまった
第11話へ続く