#ホンモノ

外見を繕うたび

内面の空虚さは増していった


偽作の僕が好かれるたび

紛れのない僕の存在価値が失われて
いった

"本当"の私が好き？
"本当"の私が嫌い？
"偽物"の私が好き？
"偽物"の私が嫌い？
"ニセモノ"の私
"ホントウ"の私
今の私はどっちなの｡
今の私は誰｡

時には
貴方の最も愛する者が
貴方を最も傷付けるかもしれない

それを許せるかどうかが
【ニセモノの愛】との違い

「繋がり」ってなんだろね。

「友達」ってなんだろね。

「親友」ってなんだろね。

「絆」ってなんだろね。

「ホンモノ」はどこにあるんだろうか。　
　
「幸せ」と感じることができる日々はくるのだろうか。　
「生きてて良かった」と思える日々はくるのだろうか。

「生きることは寂しい、孤独だ」とか笑って過ごす毎日の中で時々感じてしまうようなネガティブ野郎じゃなくなる日は訪れるのだろうか。

「周りと違う自分」に怯えながら生きずにすむようにいつかなるのだろうか。

「無理に作った笑顔」を浮かべなくてすむようにいつかなるのか。　　

私にはまだ分からない。

なにが
“ホンモノ”
で
なにが
“ニセモノ”
なのか
もうわかんないや

ホンモノの私はどこかへ消えた

どこかへ逃げてしまった

探しても見つからない

あとから気づく

かくれんぼしてるみたいね

これは

本当の愛なのかな…

私には分からないよ

みんなが見てるのは

ニセモノの私

けれど貴方なら

ホンモノの私を

見つけられると

信じてる


























































































































いいや

違う

信じてるじゃない

見つけて欲しいんだ

自分を繕ったモノが

評価されて。

自分、は

評価されないのです。

ホンモノの私は

この壁を越えられますか＿。

好きな人といる私も


友達といる私も


クラスメートといる私も


家族といる私も









全部ニセモノ


全部、

私が創り出した


ニセモノ


ホンモノの私なんて

どこにもいない。

好きな言葉はなんですか
よく聞く言葉は「ありがとう」
でもひねくれてる私は
「ありがとう」が一番好きかと
問われたら
Yes.なんて返せない
私は助けるすべを持ってないのに
「助けて」と私にすがる
言葉を待ってる
私には誰も救えないのに

私の好きな言葉は「ありがとう」じゃなくて
「助けて」
「頼ってもいいかな」
「一緒にいて」

わかんなくなる前に
真ん中にくくり付けとかないとね
本当の自分を

自分を隠してることを
隠し続けて
自分でもどこまでめくれば
本物が出てくるのか
分からないんです

ビー玉の中の逆さまの世界が

都合良く現実になればいい

わたしの気持ちはホンモノだった

けど、君の気持ちはニセモノで

ウソだったと聞いた時は

｢人の気持ち踏みにじるな｣
って思った

でも、まだあなたのことが

好きな私がいる＿