#万葉集

半端に人間続けるなら

酒瓶になって酒と溺れたいよ

初春の令月にして、

気淑く風和ぎ、

梅は鏡前の粉を披き、

蘭は珮後の香を薫らす

『令和』

人々が美しく心を寄せ合う中で

文化が生まれ育つ

天の川 安の渡りに 舟浮けて

秋立つ待つと 妹に告げこそ

朝の空に昇る白い月

未だ冷たい風の中に漂う

甘く貴い梅花の薫り

新たなる御代を

和やかな輪とともに造ろう




『和をもって貴しと為す』

意見は違って当たり前
調和することが大切だが、

徒に仲良くするだけではなく
互いに納得するまで議論すること


『律令』に則れば

律とは刑法、令とは行政法・民法

安直に命令とは考えない
令とは人のためにあるもの


古臭いか、古風で佳いか
捉え方はそれぞれだが私としては

皆が万葉集、それに続く
日本古典を知る契機となれば幸い

『万葉集』では、

｢恋｣を｢孤悲｣と書かれている

想い人が手に入らない

苦しみに孤り(ﾋﾄﾘ)で悲しむ

それが恋だと

思へども

験もなしと知るものを

なにかここだく 吾が恋ひ渡る

我ゆ後生れむ人はわがごとく恋する道にあひこすなゆめ
【訳】自分より後にこの世にうまれてくる人は、自分のように恋をするとこんな苦しい道に決してあわないで欲しい

万葉集の中の一つの歌。
はるか昔から恋は苦しく、そして命を繋いだ私たちをも想ってくれる人がいたって事に感動した。

道 君 茂 茂 大
は し く 道 野
広 通 と 茂 路
け は も 路 は
む ば　　　
詠み人知らず

大野道は草木が生い茂った道だけど
どんなに草木が邪魔しようと
あなたが通るなら自然と道は開けるでしょう

あ
し
山 び
の き
妹 し の
待 づ
我 つ く
立 と に
山 ち
の 濡
し れ
づ ぬ
く
に

降る雪は
あはにな降りそ
吉隠の
猪養の岡の
寒からまくに

_ あなたを想うと
歌を詠むことすら
苦しくて

2019年 4月1日 月曜日
No.7【新元号】


今日の朝、勘違いが判明しました。
新元号が使われるのは
5月1日なんですよね。
恥ずかしいです、笑

新元号は『令和』と言うことで…。

令和…。

すごくヘンな感じがします。

おばあちゃんたちと
一緒に見たんですけど…
『令和??』みたいになりました。

そしておじいちゃんが
『やっぱりヘンな感じするなぁ…』と
言っていました。

『平成も古なるで』と
兄に言ったところ
『うわホンマやなぁー』と
返ってきました。

新元号発表は、
そういう感じで見ました。

『令和』は“万葉集から”と聞いて
そう言えばまとくんの名前も
万葉集から取られたやつやったな…と
不意におもいだしました。

『令和』と発表されたとき
『なんか冷たそう』って思いました。

『令』という字が
命令の令でもあって、冷たい印象が
私は出てきました。

まぁ令和、令和言うてたら
慣れるでしょう。

『令和生まれ』とか言う会話が
当たり前になるのか…と
しみじみしてしまった私。

昭和、平成、令和。

なんかちょっと違う。

私はそう思いました。

それでもまぁいいや。

私はこういうのに
あんま興味ないから、。

高2になるのに情けない…笑

天気なんて関係ない

貴方がここにいるなら

私も一緒にいるよ

君ならで 誰にか見せむ 梅の花

色をも香をも 知る人ぞ知る

思へども 験もなしと 知るものを

何かここだく 我が恋ひわたる



どんなにあなたを思っても

仕方がないとわかっているのに

どうしてこんなにも

恋い焦がれてしまうのでしょうか







験︰しるし