#二人きり

先生と会えただけで
嬉しくなって､
先生の方から
話しかけてくれただけで
舞い上がって､
先生と二人きりになれただけで
ドキドキして､
先生が他の生徒と
喋っていただけで
嫉妬して､
先生とのお別れの時には
悲しくなって涙を流す｡

人を好きになると
本当に感情が忙しい｡

こういうことを人々は“恋”と
呼ぶのですかー？

今日､成人式が終わった後に､
母校の中学校へ寄ってみた｡
久しぶりに見た中学校は､
めちゃくちゃ懐かしかった｡
ここで先生と一緒に､
ツーショット写真を撮ったなとか､
この体育館で先生と一緒に
卓球をしたなとか､
ここで先生に呼び出されたなとか､
この部屋で先生と二人きりになって､
めちゃくちゃ緊張したなとか､
いろいろ思い出して､
過去の思い出に浸った｡
あ～､戻りたいな､あの頃に｡

先生と二人きりで歩いた廊下｡
もう永遠に歩くことはできないんだね｡

2016年2月20日｡
この日は私にとって､
一生忘れられない日になった｡
先生に呼び出され､
長い廊下を一言も話さず､
二人きりで歩いた｡
そして､たどり着いたのは相談室｡
そこで､先生に悩みを聞かれた｡
でも､私は何も話さなかった｡
だって､
先生のことが好きすぎて悩んでいたのだから｡
でも､
今となっては話しておけばよかったと
毎日後悔している｡
そういえば､あの日は雨が降っていたな｡
私の流した涙のように｡
あと､あの日も今年と同じ土曜日だったな｡
もう曜日が一周したのか､
本当に年月が経つのは早いや｡

二人で眺めた 肌寒い四月の耀く満月
　　　　　　　
一人で眺める 春の宵に翳る下弦の月

貴方は"水月鏡花" 私の希望は絶望へ

春風に包まれ貴方と二人きり

この瞬間だけは夢を見させて

このまま今だけ優しい嘘をついて

たれもいないところに
好きな人と二人きりに
なってみたいな

二人きりで愛に溺れる_。

君からの

「ねぇ、ねぇ」が増えると

秘密の愛言葉のスタート

空に浮かぶ十三夜月

赤く染る君の手
熱を持つ呼吸
君と僕の笑い声


今は仮面を外して
僕ら二人きりだから

世界に私と君の二人だけだったら

君は私を好きになってくれたかな

この空間を閉じ込めて、


貴方と二人だけでいたいの＿。

二人で見上げる夜空には

"一つだけの月"


いつでも、綺麗だった。

ふざけ合う悪戯が二人に火をつけた

美味しそうだね。
















今宵は、

キミという　『ご馳走』』を

頬張ってしまおうかな。