ふと原稿用紙に遺書を書いてみたら、2000文字近くになりました。
死ぬつもりは今はありません。
ただ、書いてみたら心が少し落ち着くかなと思って書きました。
自分用の記録として一部変更して投稿します。
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私の人生は、外れクジでした。
ADHD、睡眠障害、鬱、トラウマ。
どうして私は私に生まれたんだろうと何度泣いたかもう数えていません。
生まれてくる世界を間違えたのかもしれない。きっとそうだと思い込まないともうやっていけない。
私からスポーツを取ったら何も残らないつまらない人間になっていただろうけれど、それが良かった。
自分の意思で始めたものではないし、やっていて楽しかったのも嘘ではないけれど、その辛さは『辛い』なんて言葉で表せるものではなかった。
本当は普通の女の子になりたかった。
普通の幸せが欲しかった。
私は愛さえ知らない。
一方通行の愛しか知らない。
今までは楽しかった思い出や応援してくれる人を頑張る理由にしていたけれど、そんなものはもう見当たらない。
2021年、楽しかった思い出は何かと聞かれたら何も答えられない。
苦しいだけの1年だった。
それ以外のなんでもない。
注意されてばかりの毎日で一切褒められる事は無く、誰にも相談出来ず、休日も連絡があって心が休まらなくて、常に1人で、出かけてみても明日を思うと憂鬱で、朝が怖くなって…。
そんな生活で笑っていられるとでも思うだろうか。
いつしか気を抜けば涙が止まらなくなって、アパートの床は見えなくなっていった。
物にぶつかっても、痛いと思わなくなった。
本当は今頃は心も身体も強くなっているはずだった。
実家にいた1年前はそう信じていた。
大学の指導が厳しいなんて最初から分かっていた。
私はただ、頑張れる理由が欲しかった。
毎日じゃなくていい、月に1回でもいい、些細な事でもいい。
褒めて欲しかった。
認めて欲しかった。
傲慢になるから褒めないとしているそうだが、それで私たち選手の心の栄養は果たして足りるのだろうか。
もう1つ、身近に相談出来る人が欲しかった。
相談に乗ってくれる優しい先輩はいた。
が、心の深い所まではさらけ出せなかった。
甘えるな、と言われるのが怖かった。
自分の弱すぎる姿を曝け出せなかった。
コロナの影響で、重い内容を話せる友達も出来なかった。
この1年で本当に辛かった事。
それは、理解してもらえなかった事。
私は、HSPだった。
本音を言おうとすると涙が勝手に出てくる。それを理解してもらえなかった。
『その涙は何なの?』と何回言われても答えられなかった。
初めての大会になるはずだった大会の前日、大学内でクラスターが起きた為出場出来なくなってしまった。
その時私は、高校の引退試合がコロナで無くなってしまった時の事を思い出して泣いた。
それを、『練習こなせてなかったのに何の涙なのか』と言われてしまった。
目標があれば辛い練習もこなせるなんて言われたけれど、私はずっと限界だった。
日常生活に支障が出て、心療内科に行くほどに。
先輩方はこなせていなかった時は泣きながら練習をこなしていたそうだけれど、私は鬱になった。
本当は相談して練習量を減らさせてもらいたかったけれど、そのメニューをこなす事が最低ラインだった。
私は人生でこの1年だけが辛かった訳ではない。
16歳になった瞬間は外に追い出されて震えていたし、2020年になった瞬間はこの部屋で過呼吸と涙でグチャグチャになっていた。
高校2年生の秋から陸上部での私はいないのと同じ扱いをされた。(詳しくは前垢 稜🍂🐾🐾 月曜日まで低浮上気味 の一言まで)
1人で走るのが怖くなった。
それでも引退に向けて頑張っていたらコロナで引退試合が無くなった。
走る楽しさを忘れた。
大学では高校時代の部活での出来事を、私にも原因があるのではないかと言われた。
そう思わせてしまったのは私だけど、ただただ悲しかった。
なんにも知らないくせに。
その場にいなかったくせに。
長距離男子と短距離が大勢で楽しそうに走っていて、
グラウンドの内側ではサッカー部が青春を謳歌していて、
顧問は私を空気の様に扱って、
副顧問とマネージャーに気を使わせてしまっている中で1人で走っていた私の気持ちなんて誰にも分かるもんか。
いっそ、周りの人間全員私と同じ経験をすればいいなんて思った。
今でもふと思ってしまう時がある。
そんな自分が大嫌いだ。
初めて遺書というものを書いてみたけど、意外とたくさん書けるものなんだな。
今すぐ死ぬとしたら、心残りは1つだけ。
ずっと大好きだったあの人に、想いを伝えたかった。
愛を知りたかった。
頑張れる理由が欲しかった。
(文面だけ見たら都合良く利用しようとしているみたいだけど本当に好き)
来世なんて何も期待していないし、むしろいらないけど、もしも望むようになるとしたら、
私に良くしてくれた人達とまた会いたい。
そして、普通に生きて、普通に幸せになって、
眠る様に死んでいきたい。
それ以外は何も望まない。
今世ではそれは無理だったから、もう終わらせようと思う。
私の事が嫌いな人も、好きな人も、出会ってくれてありがとうございました。
さようなら。
🍂🐾🐾