#人間関係

紺青の輝きは昼夜問わず

遠くから届いた潮鳴りに

声を殺して雫を落とした

ありのままを楽しもう

全ては未来の想い出になる


そう軽く考えられたら

どれほど救われたでしょう

友達だと思ってたのは

自分だけだった

愛してると思ってたのは

自分の勘違いだった

いろんな顔を見せられる人

何かを魅せて何かを隠す

人間関係の基礎

本当に見つからないものは

その基礎を壊せる強い心

誰かに信頼されたいなら

誰かを信頼できる人間にならないと

いつか、ボロが零れるか

寄せられた信頼を重荷に感じちゃうよ

義務じゃない友達関係で

壊れるなんて本望じゃないでしょ

私の醜いところを除いて

貴方への優しさだけを詰めたら

私のこと気に入ってくれますか

貴方との想い出が先行して

繰り返す私の毎日に

嫌気がさしてしまうのは

現実逃避したいから

どんなに過去をやり直したくても戻れない

でもそこで味わった苦労や体験は無駄でない

だからこそこれから私なりに活かせられたら

大人になった未来が楽しくなる気がするの

平穏な日々に些細な幸せ

それらを感じられたら充分

そう私には想えるの

ある人は打ち解けて

慣れた態度を滲ませる七月

別の人は我慢してて

ウケのいい態度を魅せる七月

固い表情を解すように振る

季節外れの透明な雨に

なんと名前をつけようか

持っている常識と違えば

変わり者と呼ばれる陳腐な世界

久遠の理想を追い求めて

足が抜け堕ちたことも

気づかない哀れな迷走者

繋がれた紐が

絡まって解くのが面倒なら

いっその事切ってしまおうか

美化された道徳や常識に

指刺して笑われるから

大切にする理由も忘れてしまった