#修羅

希望とは、

こんなにも遠いものだっただろうか。


幸福とは、

こんなにも不平等なものだっただろうか。

生きていれば

心が血を流すような

辛いこともある

それでも

流れた血は

自分の命の証しだから

決して忘れずに

抱き締めてあげたい

嫌なことも
素敵なことも

何もかもが
思い出に変わるまで

私はこの修羅と
生きていく

ヤツは何に怒っているんだろう
私の何が気に入らないんだろう

悩んでも
考えても
答なんて出やしない

だったら
くよくよするだけ無駄
イライラするだけ損

分かっているんだけどね
やっぱり心は堂々めぐり


あいつの横っ面張り飛ばして
不機嫌な仮面を砕いてやりたい

あいつの胸ぐらひっつかんで
心臓断ち割って
心の奥底を見てやりたい

そこにあるのが
愛でも憎しみでも

それでも
何も分からずにいるよりはマシ



（すみません。鬱陶しくて過激です）

ほんの僅かな見返りさえも
期待するなというのなら

もうあなたも
私に何も求めないでよね

あなたへの思いを
言葉にするのは難しい

感謝も
苛立ちも
愛しさも
憎しみも

その時々にうつろう
刹那の感覚

わき上がり
たぎりたつ
激情に身悶えする

私を捉えて離さないもの
どろどろとした
これが愛なのか

街角は色めく
少女らの縄張り
寂しがりなおさげ
旋風に揺れて

耳障りな誘惑
花椿の香り
雲無しの午後には
僕の修羅が騒ぐ

焼け付く想いは憂い募らせる
重なる面影を見つけては項垂れている

一、だれか僕の
二、火を消して
三、飛ばしてくれ
四、イエイエ

あなたに
受け取ってほしいの

この花の色は
私の心

ズタズタになって
血を流してるの

血まみれの私を
どうぞ 抱きしめて

これまで羊の皮をかぶった狼ではなく
鬼を沢山見てきました

鬼を切るアニメが流行ってますが

確かに罪もない人を傷つけたり食べたり
する鬼を切らずには
いられないかもしれません

ただ切ったとしても鬼になる前の人生が
その人にもあった事だけは確か

だからといって例えどんなに辛い過去が
あっても人を食べながら
越を得る鬼にはなってはいけない

魂を売ってはいけない
修羅に落ちる前にどうか気づいて下さい

MiCo.