#偽物の私

”助けて”って

言えない自分

”大丈夫”って

偽物の自分を演じてさ

私は自分の性格が嫌いだ

自分の全てが嫌いだ

いつも嘘の自分で人と接して相手の顔色を伺って

嫌われないように努力して


努力しても無駄だってことぐらい分かってる


こんな自分を卒業したい

ありのままの自分で人と関わりたい

私をだれか受け止めて欲しい

わがままな願いってぐらい分かってる

自分のダメなところなんて分かってる

でも、修復不可能なのだ

もうこんな自分大嫌い

全てから逃げたい

あの日自分自身を守るために

｢いい子｣の仮面を被った。。。

あの日の私にはそれしか

自分を守る術がなかったんだ

みんな1人になるのが怖い

だから強く見せるために

偽物の情を作る

偽物の笑顔を作る


それは私も同じ

話を合わせて、笑い合って

居場所が無くならないように

一人ぼっちにならないように

心から笑えていないことは分かってる

そんな自分にも嫌気がさすけど

やっぱり、1人は怖いから

今日も笑おう

偽物の私で＿＿”



だって誰も気づいてくれないから

ひとりにしないで

置いていかないで

見捨てないで


誰か気付いて

誰か助けて

誰か 誰か

私の嘘を見抜いてよ･･･











転校をしたあの日から

私は『本当の私』を失った

『偽物の私』は

優しくて
幸せそうで
悩みなんてなくて
友達も沢山いて
しっかりしてる

そんな存在



でもね･･･違うんだよ

『私』はね

1人になるのが怖くて
でも人気者になるのも嫌で
悩んでばっかりで
計算高くて
周りの目を気にして
怯えてばっかり

それが私なんだ･･･




知らなかったでしょ？

だってバレないように
必死に努力してるから

でもどこかでね
「いっそバレれば楽なのに」そう思う自分が居るんだ･･･

嫌われるのに・ひとりぼっちになるって分かってるのに
この苦しさに耐えられなくなる･･･







あの日から､笑えなくなった
心から･･･

あの日から、見失った
私の幸せがなにか･･･

あの日から、分からなくなった
どの道を進めばいいのか･･･





全部 あの日に失って、
代わりに『嘘の私』を貰った

欲しくもないプレゼントを･･･

そして
分かれ道も終わりも見えない
暗くて・息苦しい道を
ただ歩むしかなくなったんだ･･･

君の口からこぼれた細い声で
「死にたい」
僕は聞こえないふりをした

そうやってまた人に合わせて
溜め込んでを繰り返しても
見つからないホントの私

〔自分を作る〕

のが癖になって

〔本当の私〕

とか何なのか分かんなくって

〔偽ってばっか〕

でもう辛くって


















































皆が好きって言ってくれてる私は

偽物

ごめんね

気づいてくれる人

いて欲しかった

癖がなかなか治らないって

こういう事なのか＿＿

偽物の私を好んでくれる人

本物の私を好んでくれる人

偽物の私を嫌う人

本物の私を嫌う人

君の前では

元気で優しくて

誰とでも仲良くできて

病むことなんか知らない

いい子でいたいの。

嘘ついてごめんね…

大好きだから偽っちゃうの。

よく思われたくて偽っちゃうの。

みんなが知ってる"本物の私"は

仮面をつけた"偽物の私"。

貴方は私のことを
"真面目でいい子"
"感情表現が下手（不器用）"
"割とポジティブ"
って思っているみたいだけど違う

本当は
貴方に褒められたくてやってる事で
本当の私を
貴方に見せることができないだけで
心の中ではウジウジ考えてる
本当の自分を知られたくなくて
外の自分を作ってるだけ

ーーこんな生徒でごめんなさいーー

君に本当の私を見せたら

嫌われそうな気がして

いつまでも

偽物の自分しか見せられなくて＿。

君が見ている私は

私が作った偽物の私