みき@低浮上ぎみ・2019-09-22
歌詞
優しいあの子
怖がり言いそびれた
ありがとうの一言と
日なたでまた会えるなら
丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい
ルルル…
ルールールールールールールールールールールールルー
だよね?
重い扉を押し開けたら
暗い道が続いてて
めげずに歩いたその先に
知らなかった世界
口にする度に泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン
芽吹きを待つ仲間が
麓にも生きていたんだなあ
寂しい夜温める
古い許しの歌を
優しいあの子にも聴かせたい
救いたくても、私じゃ救えなくて
救いたくても、自分で立ち直って
救ったつもりが、救われていたり
そう言う子だった。
日なたでまた会えるなら
丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい
彼の妹が骨肉腫になった
骨のガンだそうだ。
脊髄に転移して治すのは難しい。
もともと体が小さいから
治療に耐えられるほどの体力がない。
『余命3年』
と宣告された。
この前まで彼は
事故にあってリハビリしていた
学校に復帰したばかりで
幸せでいっぱいのときのはずなのに
次は妹がガンになってしまった。
立て続けにこんなことが起きてしまった
それを話してくれたとき
彼は最後に泣くのをこらえて
「心配かけてごめん」
くしゃっと笑っていった
何もしてあげることができない自分に
腹が立った。
妹ちゃんとは何回か遊んだことがあった
元気で家族思いのいい子だった。
病院にお見舞いに行って
何をしたいか聞いた。
学校に行きたいとかパフェが食べたいとか
したいことが次々と出てきた。
そして最後に
3人でまた遊びたいと言ってくれた。
それを聞いた瞬間に
涙が溢れそうになった
あと3年もあるから
あと3回クリスマスもハロウィンも
いろんなことをしてあげよう
あと3年しかないから
後悔が残らないように
3年を満喫しよう
あの子の前では笑顔でいよう
楽しくいよう。
彼と妹ちゃんと3人で
これから3年を
大事に生きよう。
重い扉を押し開けたら、暗い道が続いてて
めげずに歩いたその先に、知らなかった世界。
優しいあの子/スピッツ
重い扉を押し開けたら
暗い道が続いてて
めげずに歩いたその先に
知らなかった世界
氷を散らす風すら
味方にもできるんだなあ
切り取られることのない
丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい ルルル…
口にする度に泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン
芽吹きを待つ仲間が
麓にも生きていたんだなあ
寂しい夜温める 古い許しの歌を
優しいあの子にも聴かせたい ルルル…
怖がりで言いそびれた ありがとうの一言と
日なたでまた会えるなら 丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい ルルル…
重い扉を押し開けたら 暗い道が続いてて
めげずに歩いたその先に 知らなかった世界
氷を散らす風すら 味方にもできるんだなあ
切り取られることのない 丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい ルルル…
口にする度に泣けるほど 憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き たどり着いたコタン
芽吹きを待つ仲間が 麓にも生きていたんだなあ
寂しい夜温める 古い許しの歌を
優しいあの子にも聴かせたい ルルル…
怖がりで言いそびれた ありがとうの一言と
日なたでまた会えるなら 丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい ルルル…
重い扉を押し開けたら
暗い道が続いてて
めげずに歩いたその先に
知らなかった世界
怖がりで言いそびれた
ありがとうの一言と
日なたでまた会えるなら
丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい