寧々・2025-08-02
ポエム
涙の理由
優しさ
泣いている君に
理由なんて聞かないよ
ただ隣にいて、呼吸を合わせたいんだ
ささいな言葉が支えになる
何気ない笑顔に救われる
生きるって そういう繋がり
誰かが羨ましかったり憎んだり
胸の奥のそんな気持ちに押され
夕闇の色彩の優しさを忘れてたわ
人を不快にしたり
悲しませ 傷つけるより
人を喜ばせ
癒せる方がずっと幸せ
貴方は私を優しいと言うけれど
これは優しさなんかじゃなく
臆病ゆえに学んだ生きる術
何気ない毎日の中で笑顔に始まり
笑顔で終わる日はそんなには多くないけれど
細やかなことで良いから幸せに気付けたら
素敵な明日に繋がるような気がするの
君の優しさに溺れていたい
叶ったら引き上げないでよ
優しいねって君が笑ったから
その間違いを上手く笑えない
私に優しさを届けてくれた君だから
私も優しさを贈れる人になりたいの
貴方の優しさと気軽さのなかで、
ずっと笑っていたかった。
いつまでもあのままだったら
よかったのに。
君の優しさに触れて君の優しさを知ったとき
私は君にとって優しい人でありたいと思った
君は優しさを咲かせすぎて
怒りの芽は閉じたままだね
君の優しさを求ると私は欲張りになる
君の優しさを知れば私は戻れなくなる
君の優しさは私を撹拌するには十分ね
傷つけ合うより一人を選んだ
君の優しさの意味を
知りたくなんてないよ
優しさに馴染めない僕を蹴って解らせてよ
いつかは優しさが似合う人になれのるかな