#光が影に染まる頃

神様どうか

君と出会えた事だけは

運命だと信じさせて

〝素敵な人を見つけたんだね〟

幸せを願うように

塩味のする唇をそっと噛んだ

世界に助けを求めたとしても

きっと何も変わりはしないから

君に”助けて”って

言ったんだ。

輝いていたわたしの過去は消えた
今は、あなたの影となった

この世に在る ｢美しいモノ｣


それは全て残酷に消えて征く。



君もそうだった。

感情を棄てて　笑顔で毒吐いて

終わり亡き　自由を楽しもう

狂ったように踊って　真っ赤に染めれば

幸せな夢物語の　幕開けじゃん

毎日学校に行けて、
休み時間にはみんなと話して、
笑いあって…

幸せなはずなのに
心から楽しい、って思えてるのに
ふとした瞬間に思ってしまう

「なんで僕は笑ってるんだろ」

明るく向日葵のように笑う

あの子も

どこかで独り泣いていて＿

涙はいずれ消えようとも

その時できた傷は消えぬ

これを癒せるのは貴方だけ

たくさん悲しくて

無意識に瞳が潤んで

黙りこくる私を、

見て見ぬふりするんでしょ

雫が1つ零れた時

初めて気づいたような演技して

情熱ってなんだ

人生が狂うほど

夢中になることさ

光が輝くのは
影でたくさん泣いて努力したから

光は影でできている