#冬のきらめき*

もみの木の上で揺らめく金星

凍えそうな私の恋を見守って

風花は雪の事と教えてくれた君

淡く儚く溶けゆく風花のように

他愛ない話をできた君を失って

クリスマスの夜

優しく寄り添ってくれると

夢にみるだけ 今年も

淋しさだけが降り積もって

あなたの笑顔

一緒に過ごせるひととき

最高のプレゼント

時計の針は23時59分

イブが終わってしまうね

思いを込めてプレゼント

君に逢いたくて言いたくて

「メリークリスマス！」

君の瞳に降りしきる粉雪

聖夜に星明かりに変わり

逢えた奇跡は光輝を放つ

雪が君の足跡を消していく

冷たさが心を凍らせた

雪解けはいつ訪れるのだろう

問いかけて願っても

深いさよならは溶けなくて

クリスマス前に悩む

どんなプレゼントを送ろうかな

ちょっと“Happy"な時間

何気なく見上げた冬の空

二人で過ごした時めく日々

思い出させてくれた

あなたが好きでした

想いの結晶が重なって雪になり

貴方の想い出は降り積る

風が吹き舞い上がる粉雪

"今すぐ君に逢いたい"

真っ白な祈りを空へ還して

聖夜の夜に瞬いて

〔雪のように〕

いつもそうだった
それは素敵な恋だった
走馬灯のように流れていった

懐かしい思い出と
優しい記憶と
切ない面影を残して

やはり素敵な恋だった
蜃気楼のようで

暖かい微笑みと
いくつもの涙と
数え切れない日々の中で

それでも恋は恋だった
粉雪のようにいつしか消えて

まだ影を落とすその恋に
あなたは何を思っているの

その微笑みの中に
どんな苦しい思いを隠しているの

幸せだけを祈っているから
本当の笑顔が戻るように
小さな声で囁いている

その思いは空に届き
やがて 街を真っ白に染める
雪のようになって　
あなたのもとへ

せめて 儚く消えるとしても

いつしか 天空の　
名もなき星のように
ほのかに瞬いて

あなたの笑顔を
照らせるのなら

銀河の彼方からの星のように

粉雪の降る夜

貴方にせめて夢で逢えたなら

イルミネーション煌めく

笑顔が輝いて 特別な日

あなたからプレゼント

〔クリスマスローズが咲いて 〕　　

寒さが身に沁みると思えば
雪が街を銀世界に
変えていたあの日

真っ白な街並みに
ひときわ鮮やかに咲いていた花

煌びやかなイルミネーション
眩しい場所を避けるように
二人だけの時間を楽しんでいた
大事な貴方がそばにいて

クリスマスローズの花言葉
“想い出”

あの優しい夜のひとときを
想い出だけにはしたくなくて

かけがえのない時を
かけがえのない人と過ごしたい

貴方の
想う人になれたなら…

願いをきらめきに変えて
あの空の星に放ちながら
雪の結晶になり輝いている

何よりも大事な
貴方と過ごしたいクリスマス