#冬暁とアイスコーヒー

こちらが雨の日は

君の地域の天気も調べてみるの

君と私との住む距離は

気軽に誘えるような近さじゃないから

私は、何もできないよ
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でも、それでも

君のクリスマスに

一瞬でも

私を思い浮かべて欲しくて


物理的距離なんて関係ない

君の連絡先が

私にとっては大切な接点なの

見返りを求めないものが

本当の愛だと言うなれば

この恋を愛だなんて

図々しい考えは持たないけど

純粋な気持ちだ、と

想い寄せてることに誇りを持って

いつか、君に伝えたい

報われても

報われなくても

もう、君は私の大切な人

これからもずっと

冬休みの後に

会えるの楽しみですって

君のイメチェンに便乗して

伝えたけど

昨日のままの君でも

冬休み前の明日の君でも

会いたいよ

他の子の名前を出しても

全然興味持たないとこに

結構、救われてる私です
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君の興味を持った反応に

すごく嫉妬するだろうに 繰り出す話に刺激されて

名前を出しちゃう私です 他の子に興味持つなんて

絶対してほしくないけど

想いを悟られたくないと

臆病になっちゃって、ね

また君に手を振り返したい

ただそれだけでいい

だって、親しい後輩に向ける笑顔見れるもん
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ひとつ違いでよかったことって

これだと思う

友達に向ける気さくな笑顔ではなく

ある程度の上下関係があっての

あの優しさ全開の笑顔だから


気遣われてるってわかってしまうと

気まずいものだけど

その笑顔を引き出してるのなら

先輩の気遣いも 。

私が一番仲のいい異性は

先輩がいいです

先輩じゃなきゃ嫌だ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

「君」を知りたい

君ともっと沢山の時間を過ごしたい

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情報としては

君のことを深く知っていた

だけど、それだけじゃ「君」を知れない

「君」を知らないから

会えない期間が長くなると

少しずつ余裕が擦り減っていく

春休みまでに

少しでも「君」を知りたい

私の誕生日が近付いたら

初めて飲むのにおすすめのお酒

君に聞いてみようかな

初飲酒に絡ませた片想い

きっといい歳になってからも

アルコールに君が浮かぶよ

一度、捻くれかけた気持ちが

テスト前の多忙さに削られてく

このままずっと忙しかったら

片想い特有の苦しさで

この心を塗り潰さずに済むのかな

好き、以前に

仲良くなれた人とは

沢山、話したいし

落ち着く人とは

時間を共有したい
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私は後輩だから

良くしてくれる先輩に

慕って笑いかけるのって

恋愛的な好意がなくても

成り立つし


会って話したいって気持ちは

ひとつなんだけど

それを構成する要素と

主体となる本音が

どこにあるのか

それが、掴めなくて


なんで話したいのか

言葉にできない
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跳ね上がらない心拍が

浮ついた気持ちを溶かしてく

君の性格が滲んでる

トーク履歴の方が

容姿の映る写真よりも

眺めていたいと思う

君に咲いた花の芽は

一枚、一枚

色が違うのに

統一感を持ち合わせてる
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穏やかな君の様な暖色が

枯れる未来もあった花芽から

ゆったりと広がり

少しずつ華やかさを増す

進む冬とは逆行して

春の日差しの様な温もりが

存在を強める胸の内

ノートの小さな私は

恋をするにも余白が必要で

書き殴られた感情で

空白なんて埋まっちゃって