#卑怯

『助けて』はスルーして

『死にたい』にだけ反応するのは

自分の罪悪感を少しでも軽くするためだろ

自分は君のこと忘れたいくせに

君には忘れてほしくないなんて

卑怯ですか

あなたが
誰を好きか知りたい

でも知りたくない
気持ちが揺れる

きっと私は何とも思われていない

わかっているから
知りたくない

傷つきたくない、なんて
これが一番ずるいくて卑怯だ。

正義＝偽善で自己満足で。

それを綺麗事って

ひとまとめに片付けるのが卑怯だね

言われる覚悟もない言葉を、

平気で吐く人達がいる。

私の前で、私の目を見て

もう一度言ってごらんよ。

神は卑怯だ。



大切な人ほど奪っていくし、


その人が大切な人だと

気づく前に連れていってしまう。

私に優しい男は、誰にでも優しい。
そんな事に気づくまでに
随分時間がかかってしまった。

気づいた時には遅かった。
もう好きになってしまった。
もう囚われてしまった。

自分の胎内に宿る小さな命の事を
考えると胸が痛む。
彼は卑怯で、
私は愚かで、
貴方は無実だ。

そうやって懺悔する権利すら、
失っている事に、
私は気づいていなかった。

大人はいつもそうだ。
何か対処しにくくなると逃げる。
受け止めようとしない。
なんで？
こっちからすると受け止めてもらえない方が辛いんだけど。

「恋が辛いなら、しなければいいじゃないか。」


たしかに貴方はそう言ったけれど、

それでも私は、ただ、

笑うことしかできなかった。


「辛くてもやめられないの。そういうものよ。」

＂郵便物＂








幸せが贈られてきた




両手を広げてもこぼれ落ちてしまうほど




たくさんの幸せが贈られてきた




逃げ出したいと泣く僕に




もう疲れたと笑う僕に




贈られてきた




君からの贈り物だった


















思わず笑みがこぼれた




愛とはなんなのか知った




僕も幸せになれるかもしれないと思った




ただそれと同時に




自分は愛されないことを悟った




贈り物は愛ではなかった




愛してほしい人からの愛でもなかった




















私の幸せを贈った




逃げ出したいと泣くあなたに




もう疲れたと笑うあなたに




少しでも笑っていてほしくて




でも無理はしてほしくなくて




ただ幸せになってほしくて

























私は嬉しかった




自然と笑うあなたを見て




初めてあなたの力になれたと思った




ただそれと同時に




あなたはそれ以上の苦しみを知った




原因は私だった





















幸せが届けられた




その優しさで涙が溢れてしまうほど




温かな幸せが届けられた




愛してほしいと泣く僕に




愛されないと笑う僕に




届けられた




君からの届け物だった





















思わず涙があふれた




初めて人の温もりを感じた




僕も誰かを愛することができると思った




ただそれと同時に




君の不幸を知った




届け物は幸せであった




愛した人の不幸でもあった






















私の幸せを届けた




愛してほしいと泣くあなたに




愛されないと笑うあなたに




愛の形はひとつじゃないと




私はあなたを愛していると




ちゃんと知っていてほしくて





















私は寂しかった




もうあなたに会えないと




幸せを伝えられないと知って




ただそれと同時に




あなたの苦しみを減らすことができると知った




＂私はちゃんと消えるから＂






















君が消えてから




僕は幸せを運んでいる




君に教えてもらった愛で






















君の幸せみたいな




そんな綺麗なものじゃないけど




幸せが誰かに届いたとき




いつか君のとこにいけるかな

















































卑怯で醜い僕だけど




あなたのSOSに幸せを運びたいから

どんなに卑怯な手使おうが
どんなに卑劣なやり方しようが
何度、心に痛手喰らおうが



お前らなんかに負けねえよ



血反吐吐いても
立ち上がってやらあ

奈落に落ちたって
俺の大切なもん守ってみせらあ

死が誰かを救う理由になり得るということ

貴方達は知りたくないのでしょう

僕が君と二人でいる理由

好きだから。

独りになりたくないから。

これは、卑怯ですか。

君にとってのぼくの最期は


《最低な奴だった》


で終わってほしい。


そうすれば君が1番悲しまない方法で


君に覚えていてもらえるでしょ？


卑怯だね。ごめんね。


どうしても君の泣く顔は見たくないんだ。

卑怯ですか。



君に触れる理由を探してる私は、



卑怯ですか。