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#取れなくなった仮面

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全1作品・


「 人生 って こんなものでしょう?」

彼女は 、そう言って
プール の 中 へ 、飛び込んだ。
頭 が 可笑しい 人 だと 思った。

真夜中 に 仲良く も 無い、
話したこともない 、僕を呼び出して
急 に プール へ 飛び込む なんて

彼女は 、少し 変わった人 で 有名だった。
いつも 、学校 では 、一人 だった けれど、
独り では なかった。

孤独 なんて

知らないような 顔をしていた。

彼女 曰く、僕 は「ロボットみたい」。


誰か を 敵 に 回すこと を 怖がり、

好き でも ない 人間 に
気に入られよう と

愛想 を 振りまいている 姿 が
そう見える、と

いつ 切れる か わからない
糸 に 必死 に 掴まって、

それを 、誰か に 切られても
切られてないよう な フリ を する。

それが 私 は、気に入らない。

嘘 ばっかり で 固めた その 仮面

そろそろ 外そうよ、

私 は 切れない 糸 を 掴んで
ここで 待っている から。

それは、ある 意味 僕 に とって

新しい 挑戦状 だった。

他人 が 僕 のこと を
どういう風 に 思っている か が
不安だった。知りたかった。

だけど 、皆 は
その 本当 の 応え を
教えて は くれない。

その度 に 愛されたくて 自分 を 売って、
どうしようも なく 溢れ出してくる 孤独 を
埋めるため に お互い を 利用 している。

その度 僕 は 都合 の いい 人間 と 認識され、
嫌 な こと も 、段々 断れなくなっていた。

毎日、毎日 、僕の背中 は 、
重み を 増していった。


それを 、彼女 は 、

何故 だか

よく 知っていた。



__ 「終」 __

牙狼 (sub)・12時間前
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