はじめる

#同じ部活

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全90作品・

『君色に咲く』


「何これおんもっ」


リュックに入り切らなかった


大量の教科書が入ったバック


真夏の帰り道は


太陽に照りつけられて熱い


焼け死ぬんじゃないかと


絶望しかけてたその時


丁度いい所に


同じ部活の碧が通りかかった


「ねぇ碧ぉ…これ持ってぇ」


「えー、やだ」


あまりにも呆気なく拒否られた為


私は何度も頼んでみた


「ねぇ碧ー!持って!」


「うっさいなぁw」


腕がちぎれるんじゃないかってくらい


重いこの荷物


私は車登校だから


ただでさえ体力ないのに


「こんなの持ったら死ぬって…」


ダメ元で呟いてみた


すると


「…また噂されても知らんからな」


そう言って碧は


荷物を私から取って


少し離れた所を歩いた


「…おぉ!!やっさしぃ!」


「マジで噂されたら殴るからな?」


「分かったってぇ!」


その時は思いもしなかった


碧に苦しいくらい夢中になる事を


碧に恋をする事を


次の日


「あ、真凜、今日お茶だって」


「あ、え…」


私と碧は茶華道部で


部活は月に四回


月の予定表が配られるけど


私はいつもそれを無くしてしまって…


「あ、また忘れたんか」


「または酷くない!?w」


「いつもか」


「うざっ!」


必ずと言っても過言ではないほど


茶道セットを忘れてしまう


「あ、やべ、授業始まる」


「うわっ、だる…」


授業って言っても


ほぼノートなんて書かないけど


「有難う御座いましたぁ…」


ボケーッとしてる間に放課後になった


「行くぞー」


「はーい」


部室がクラスの横にある為


移動がとても楽なんだ


「あ、先輩こんにちは!」


「真凜ちゃんこんにちはw」


部室に入ったらまず先輩に挨拶して


荷物を置いて畳を出す


「うわっ…おんも」


畳は少しづつ重さが違う


重いヤツを持った時は地獄そのもの


「ふんふふーん」


鼻歌を歌いながら碧が近づいてきた


と思ったら


私が持ってた重い畳を奪って


「お前持つとなんか危ない」


そう言って運んでいってくれた


急になんだよ


ドキッとしちゃったよ


「今からお稽古を始めます」


「お願いします」


何となくモヤモヤした気持ちのまま


茶道の時間が始まった


「今日のお菓子は…」


部活中はだいたい


碧と目が合う


私と碧と二年の先輩がお客さんで


あと二人の男子と女の子がお点前


「可愛いお菓子やね…!」


「先選んでいーぞ?」


「え、マジ!」


「俺、優しいから」


「何それw」


いつもふざけてるけど


何気に優しいんだよな


「お茶美味しい?」


「ん!美味しいよ!」


「良かった!」


春ちゃんこと


春音ちゃんの立てるお茶は


いつも美味しい


そして照れた時の顔が最高に可愛い


「お前ら本当に仲良いな」


「いーやろぉ!」


「ふーん…キモ((ボソッ…」


「は!?」


やっぱりこいつだけは無理だ


絶対好きにならん


「これでお稽古を終わります」


「有難う御座いました!」


やっと終わったぁ


早く家帰るか


「今日車?」


「今日も車」


「だろーなw」


部活後のちょっとした会話が


本当に楽しい


「じゃあまた明日!」


「うぁーい!」


同じクラスで


席も近くて


部活も同じで


番号も近い


そのせいで掃除場まで一緒


クラスではカップルだとか


変な噂まで飛んでたけど


私と碧は


ただの”友達”でしかなかった


あの時までは


「え、席替え?」


「らしーよ」


「ふーん」


何度目かの席替え


席替えする度


碧の席の近くだったから


今回も近くになれるだろうって


勝手に思ってた


席替えが終わった


碧とは席が離れて


席替えなんてしたくなかったって


心のどこかで思ってしまった


「やっとお前と離れられるなw」


「め、めっちゃ嬉しいんやけど!w」


「俺もw」


あの時の私


ちゃんと笑えていましたか?


新しい席になって


しばらく経った


「ねね、あの二人仲良くない!?」


クラスの陽キャの部類に居る女子が


碧と碧の隣の席の香乃を見て言った


「お、お似合いだと思うよ!」


「だよねだよね!!」


胸がチクリと痛むのに


気付かないふりをして


私は笑った


次の日


「真凜、今日花だって」


「あー、おけ!」


花の時は持ち物が花袋だけで


忘れた場合新聞紙


だからそんな大事にはならない


「先生!これでいいですかね?」


「花のお顔が下向いてるよ」


「上向かせる為には…?」


「こっち向きに入れる!」


「そうです!これでいいよ」


「はい!」


いち早く終わった私は


花を包んで水を捨てに行こうとした


すると


「おまっ…ぐちゃぐちゃすぎやろ」


「え?」


「かーせ」


「ちょ…!」


碧が私の持っている花を取って


包み治してくれた


「うんわ…お前女子やろ」


「なんでいやw」


「包むの上手いもん」


「そーか?」


「そーだよ」


渡されたそれを見てみると


お店から買ったんじゃないかってくらい


丁寧に包まれていた


「ん、有難う」


「おう」


碧と話してると最近


胸がチクって痛む


恋、してる…?


まさかね


次の日も


また次の日も


そのまた次の日も


碧と話す度


胸がチクっと痛んだ


「んん……」


今日も香乃と仲良さそうに話す碧


好き、なのかな


そう考えた時


視界が歪んだ


「えっ…」


何で泣きそうになってるんだろう


目にゴミでも入ったかな


それとも私


”碧に恋してんのかな”


帰り道


碧が近くに居たから


私は思わず聞いてみた


「ねー、碧香乃のこと好きやろ!」


「はぁ?お前に関係ないやろ」


「その言い方、絶対好きやん」


「違うし」


「嘘つくなって、バレバレ」


「ちーがーう」


「すーきーだ」


「ん?俺のこと好きだって?」


「はっ…!?」


こんな事でいちいち顔真っ赤にしたら


認めてるようなもんじゃんか


「ち、違うし!」


「おもろw」


「…うんざ」


何この気持ち


モヤモヤした気持ち


恋、なのかな


恋、なんだよね


認めたら、楽になるのかな?


認めたら、関係が壊れちゃうのかな?


怖いな、認めるの


「ん、どした?」


「んぇ!?」


「なんだようっさいな…」


「あ、すまん」


「明日も部活らしいから」


「ちゃんと華道セット持ってこいよ?」


「あ、わかった!」


「んじゃ」


「じゃ!」


これは恋なんだ


私、碧に恋してるんだ


そう認めた時


少し楽になれた気がした


次の日学校に行くと


クラスの陽キャ女子


望が話しかけてきた


「碧の好きな人分かったよ…!!」


「えっ…?」


「聞いてやった!」


「えっ…誰!?」


私が聞いても教えてくれんだのに


「言わないよw」


「えぇ…!!」


「言ったら命なくなる( ˙-˙ )」


「あー…w」


そりゃそうだろうな


碧、脅し方上手いもんな


もし碧の好きな人が私だったら


なんて淡い希望を持つのは


罪ですか…?


碧のせいで笑えた


碧のせいで苦しくなった


碧のせいで泣いてしまった


でもやっぱり


たくさんたくさん笑わされた


この恋が叶わなくとも


こっそり思ってもいいですか…?


零れ落ちた涙に気付かないふりして


私は笑った

Raimu・2020-03-03
小説
実話
好きな人
同じ部活
名前は変えてます
リアル
物語
ポエム
片思い
君色に咲く
Rの物語






好きな人について、説明しておきます。
(気になる人いないと思うけど…
あと、語彙力皆無なので注意してください、)
見たい方は、下へスクロール↓






まず 好きな人が変わったのは、別に前好きだった人を諦めたからじゃありません!
なんか、前好きだった人の事をなぜか、いきなり恋愛対象として見れなくなったからです、、、

恋愛対象として見れなくなったのに、ずっと好きでいれるはずもなくて、、
今は全然その人の事好きじゃなくて、ただの友達に戻りました笑


それで、前好きだった人に沢山嫉妬したりして辛かったから
『もう絶対に好きな人なんか作らない!!』と思っていたのに…
同じ部活の先輩の事を好きになってしまいました…

その先輩とは、部活の時しか話せる時がなくて…でも先輩はハードルと長距離で私は100mで種目が違うから話す機会も全然なくて、、、前みたいに泣く程はまだいってないけど 辛いです。


あと、前もめっっっちゃ嫉妬してたんですけど、
全然なおらなくて 結局先輩にも嫉妬しちゃいます(´・_・`)



誰か、嫉妬するのを辞める事が出来る方法など、知っている人はいませんか??

翡翠 (低浮上)・2021-07-21
好きな人
先輩
同じ部活
恋愛
嫉妬

ちょっと話さなかっただけで
こんなに寂しいんだなんて知らなかった

れもんさわー・2021-05-18
好きな人
同じ部活

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に90作品あります

アプリでもっとみる

あなたの瞳に映るのは
私だけでいいのに

れもんさわー・2021-05-21
好きな人
同じ部活
片想い

今日、君に好きって言えるかな?

月姫夜・2019-12-21
告白
試合
同じ部活
玉砕覚悟で
言えるといいな
好き
好きな人

話したいのに話せない
ほんのちょっとの勇気があれば

れもんさわー・2021-05-20
好きな人
同じ部活

君から来たLINEで

「一緒にこの部活入らない?」

って誘われちった。

他の人には誘ってないのに

私に誘ってくれた、、、

嬉しい.....本当に好き大好き😭




.....てかさ、
もう今年で部活引退なのに
新しく部活入っても意味無くねwww

せあきお🍴・2021-04-18
LINE
同じ部活
一緒に入らない?
違うクラス
せあきお🍴
大好きな人
大好き

桜が咲く季節は好きだ。
君との思い出を思い出せるから…

君は桜を見る度、
私を思い出してはくれないのに…

愛桜・2021-03-28
桜と君
好きだった人へ
片想い
同じ部活
先輩

あなたの事が大好きで、
あなたの事だけを見ていた時が
懐かしい…

君はもう私の見る世界に居ないのにね…

愛桜・2021-04-14
君がいない
好きだった人
初恋
同じ部活
卓球部
先輩
後輩

君と同じバンドでずっと一緒に
演奏してきたけど
演奏中に見るドラム一生懸命な
君のその真剣な顔と
私に気づいた時にふにゃって笑う
君のその笑顔は
いつまでたっても慣れなくて
私の心臓はドキドキです

水無・2020-01-13
片想い
同じ部活
同級生
実話
ポエム
好き

同じクラス
同じ部活なのに
外じゃ一言も話してない
帰りのバイバイだけ
でも
なに話したらいいかわかんないし
どうしたらいいかわかんない

3434・2020-05-25
彼氏
好きなのに
わかんない
同じ部活
同じクラス

ある大会の

3試合目のハーフタイム

頭の中ごちゃごちゃしてて

ふとカーテン(コートの入口)を見たら

ちょっとあいてるところから誰かが

こっち見てて
笑って
いなくなった

って

君さっき泣いてなかった?

秘密さん・2020-05-05
🌸の独り言
🌸の想うこと
ハンドボール
彼氏
同じ部活

好きなんです。
ただそれだけです。

秘密さん・2019-12-02
先輩
片思い
同じ部活

あなたを見る度に胸が締め付けられる。

その度に、あぁ、好きなんだなあ。と

思い知らされる。



そこら辺の恋愛小説のような言葉だけど、

本当にその通り。

柚葉(低浮上)・2021-11-21
好きな人
同じクラス
同じ部活
片想い
塩系男子

部活の合宿で写真撮りたいな。

もっと仲良くなりたい。

おもち。・2022-06-23
独り言
好きな人
同じ部活
片想い
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