#向日葵

あの日君にもらった大輪の向日葵を

私への戒めに

強くなれない私のまま愛して

向日葵のような
笑顔で
振り返る君と

もうそれを見ることは出来ない
僕と

そんな幸せの終わりを
告るかのように
下を向く向日葵

離れないでと願い伸ばした手は
届かず空気を掴んだだけで

僕が愛を並べて君に渡しても
君がくれたのは哀だった

向日葵を眺め夏の香りを感じて
錦秋の淋しさを纏い
少し冷えた空気を抱いて

君の向日葵みたいな笑顔
名前を呼んだだけでその笑顔を見せて

上向くことを強制される季節

そろそろ目も首も痛くなる頃ね

真夏の

太陽の日射しを浴びて

大きく咲いた

向日葵のように

真っ直ぐに生きたい

君の目に映る花火を見て
君は花火を見てるけど
私は君を見てる

夏景色が広がり
ほんのり秋の香りがする
そんな空気の
立ち込めるさなかに
君は今どこで何をしていますか

いつもより少し早く目覚め
私の隣で眠る君を見つめて
クーラーの風が朝の空気と
共に肌を掠めた

日が周っても無理に笑った

夜の涙はお嫌いですか

向日葵みたいな笑顔だなんて

使い古された言葉で

君を表したくないけど

君は抱えこまなくてもいいんだよ

もし、大人からの期待が苦しいなら

大人より将来のある大切な君の、

可能性を広げるべく、視界を狭めている

大人が悪い。

友人関係で悩んでるなら、

接し方を間違えてる友達が悪い。

もしくは、君に接し方を変えないと

いけない状況を作った友達が悪い。

抱えこみすぎてる君は悪くない。

なにも悪くない。

君が悪いなんていう人がいるなら、

そのひとを産み出した世界が悪い。

言葉に表せられないほど、

人を頼れないほど

君はその人を悪者にしたくないのかな？

君は優しすぎる。

休んでね。