#君の知らない物語

マスクをしてるから

君は知らないでしょうね



笑っているのは偽りの笑顔




マスクの下は


悲しい本音が隠れてるの

寂しいからって言って

君の隣にいたかったな

「君の知らない物語」



ずっとずっと君が好きでした。

君を想い続けて今年で5年になる…

私が君のことをこんなに想い続けているなんてきっと君は知らないよね…

君は本当に優しくて何をしてもかっこよくて強くて頼りになって私が困っていたら助けてくれたり泣いていたら声をかけて心配してくれたり私に向かって「部活頑張ってね」って応援してくれたり…

本当に本当に感謝しきれないくらい君の優しさに助けてもらいました。

君に出会っていなかったら私はここまで頑張れなかった。

君がいたからここまで来れたんだ。

ありがとう。

神様、

こんなに素敵な人を私に出会わせてくれてありがとう。

これからもずっと君を想ってるから＿＿。大好きだよ…

あべさく×君の知らない物語③





阿部side



阿部「佐久間、上がったよ？」

佐久間「んえっ？阿部ちゃん??」




レッスンの疲れでウトウトしていたらしく、ふわふわしている佐久間。



ぎゅーっ

ッ！？What happened!?



佐久間が寝ぼけて、嫁(抱き枕)に間違われたのか、抱き締められた。

もう、天体観測行かなくてもいい気が……。

いやいや、佐久間のキラキラした笑顔も見たいし。……起こすか。




阿部「佐久間－。起きて？？」

佐久間「んー？ ッ！？阿部ちゃん!？近っ！あっ！俺、抱きついちゃってた？」




顔の近さに気づいた瞬間に、ばっと離れた佐久間。

いつもは気にしないくせに……。

少し寂しさを覚えつつ、いい時間になってきたので家を出る準備をする。




阿部「うん。大丈夫だよ。そろそろ行こっか。」

佐久間「あっ！うん！」




少し顔を赤らめていた気がするけど、気のせいかな？






佐久間「阿部ちゃん！手、繋ご！」

阿部「どうしたの、急に？」

佐久間「えっ？やだ？？」




嫌なわけないけど、何で急にそんな可愛いことを？

何てぐるぐる考えていたら、手を繋がれて、そのままメンバーと合流した。




深澤「何でお前ら２人、手、繋いでんだよ。」

渡辺「できてんのか？？」




何てからかわれながらも手を離さない佐久間。

まあ、今日くらいからかわれてもいいか。




宮舘「そろそろ行こうか。佐久間、案内できる？」

佐久間「了解であります！」




国王(宮舘)の号令に従う従者(佐久間)。

平和だな。なんて思いながら、いつもはあまり通らない明かりのない道を皆でバカみたいにはしゃいで歩いた。




















ふとした瞬間によぎる一人一人が抱え込んだデビューへの孤独や不安に、押し潰されないようにするかのように。

あべさく×君の知らない物語
～おまけ～





阿部side



深澤「いや～、あの時の佐久間、本当に格好よかった。」

岩本「阿部よりちっちゃいのに、阿部が頭打たないように誰よりも早く駆け出して支えてたもんな。」




あの後、レッスンに戻って練習後に、皆でご飯を食べに行こうってなった。

ラウールは遅くなるといけないから先に帰らせた。

そして、お酒が入ったメンバーが俺が倒れた時の佐久間を教えてくれた。




佐久間「ちょっと、やめろよ～。」

向井「あの時の佐久間くん、すっごく格好よかったっす！」




素直に嬉しかった。




宮舘「阿部、もう、無理しないこと。」

阿部「うん。ありがとう。」




ちゃんと注意してくれるメンバーがいてくれてありがたい。




目黒「俺と付き合っちゃいます？？」

佐久間「ダメ！阿部ちゃんは俺と付き合ってんの！」




…バカ。




スノ「ええ～！？Σ(Дﾟ;/)/」

渡辺「何それ！」




驚くよね。




深澤「やっとかよ。おめでとう。」

佐久間「ありがとー!！」




この後、いじられたのは言うまでもない。

















これからも、辛いこと沢山あるだろうけど、Snow Manの皆と、佐久間と一緒ならどんな壁も乗り越えていける気がする。


だから、ずっと隣にいさせてね。



完

















贈り物してくださってありがとうございました！

ハッピーエンドにさせていただきました。

いかがだったでしょうか？？



初めてで、読みにくいところも多々あったでしょうが、最後までお付き合いくださってありがとうございました。

これをきっかけにSnow Manのファン方が増えますように🛐

次回もよろしくお願いします。




また、組み合わせだけでも曲だけでもリクエストお待ちしてます！

あべさく×君の知らない物語④




阿部side



佐久間「着いた！」




登り初めてから約30分で到着した場所は、天体観測用なのか広けた芝生があった。




阿部「皆が寝転んで見れるように、ブルーシート持ってきたから、広げよう。」

渡辺「阿部、天才。」




褒められて少し恥ずかしいけど、嬉しかった。




阿部「佐久間、ブルーシート広げるの手伝ってくれる？？」

佐久間「了解であります！」




俺たちは、ブルーシートを広げる為に一旦手を離した。

そのままかなって思ったけど、寂しかったのか、敷き終わった後、またすぐに手を繋いできた。




佐久間「……。」

阿部「いいよ？繋いでよっか。」

佐久間「うん！俺、真ん中～！阿部ちゃんも！」




俺の反応が気になるのか、手を繋いだ後に恐る恐る俺の顔色を伺う佐久間。

それに気づいて、平気なことを伝えると、顔を綻ばせて、真ん中を陣取った。




渡辺「あのさ、涼太……。」

宮舘「翔太、一緒に見ようか。」

渡辺「っ！しょうがねえな。」




エモい。ゆり組、エモい。




深澤「照。俺たちも一緒に見るか。」

岩本「最初からそのつもりだけど？」

深澤「っ～///」




勝者、岩本照。

成人男性６人が並んだら、ちょうどいいくらいの大きさなのに、皆でくっついて寝転がった。





岩 深 阿 佐 渡 宮





佐久間が見つけた真っ暗な世界から見上げた夜空は、星が降るように綺麗で




深澤「綺麗だわ！」

岩本「佐久間、よく見つけたな。」

佐久間「へへっ。でしょー。」







隣にいる佐久間がキラキラして見えた。


相乗効果だろうと思い込んでこの気持ちを否定するにはあまりにも綺麗すぎる。


本当にいつからだろう。佐久間のことを目で追う俺がいた。


気づいたら隣にいて、ネガティブになりやすい俺を照らしてくれて、無意識に気を張る俺を一緒にいるだけで癒してくれて。


こんなの好きにならないわけないのに。







佐久間「阿部ちゃん！綺麗でしょ！」

阿部「うん。本当に綺麗。連れてきてくれてありがとね。佐久間。」

佐久間「へへっ。」




気づかずに近づいて、抜け出せないくらい溺れてる。

この佐久間の笑顔は、俺が隣で守りたい。って思うようになった。

いつか言えるようになったら、お願いだから、驚かないでそのいつもの弾けるような笑顔で聞いてよ。




















俺のこの想いを。

あべさく×君の知らない物語⑩





阿部side



阿部「……んん？あれ、俺……。」

佐久間「阿部！目、覚めた？？」




真っ暗な世界から急に光が差したようになって、目が覚めたら愛しい佐久間の顔が目の前にあった。




向井「阿部くん！無理しすぎですよ～。」

岩本「最近、ろくに飯食ってなかったんだって？？医務室の先生が、これじゃあ、倒れても仕方ないって言ってたぞ。」




そういえば、最近、食欲沸かなくて、メンバーといるときくらいしかご飯食べてなかったかも。




宮舘「しばらく俺と住む？ご飯作ろうか？」

渡辺「なっ！……まあ、今回ばかりは。」




翔太、安心して(笑)




阿部「ありがとう。でも、大丈夫だよ。」

深澤「とにかく、目が覚めてよかったな。」




そう言ってくれる優しい同期。




ラウール「佐久間くんと康二くんが泣きっぱなしだったんですよ！」

目黒「お前もうるうるしてただろ。……でも、佐久間くん、ずっと手を繋いだまま離さなかったんですよ。」




心配かけちゃってごめんね。

皆、口々によかったって言ってくれた。

……佐久間を除いては。




深澤「じゃあ、俺らレッスンに戻るわ。佐久間、阿部ちゃんについててあげて。」

岩本「元気になってから戻ってこいよ。」




そう言い残して２人が出ていった後も俺の手を握って俯いたままの佐久間。




阿部「佐久間？？」




ギュっ




佐久間「何で！？何で阿部は倒れるまで無理するの？？何で俺のこと頼ってくれないの？そんなに俺頼りない？？俺っ！俺っバカだけど、阿部のこと支えることくらい出来るよ！」




いつもは阿部ちゃんなのに、今は阿部呼びで、佐久間がどれだけ本気なのかを理解するには充分だった。

それに、俺のことをきつく抱き締める小さな身体はかすかに震えている。

ごめんね。佐久間。泣かせちゃった。




阿部「ごめんね。佐久間。泣かないで？」

佐久間「っぐすっ……泣いてねえよ！」




久しぶりの佐久間の温もりに安心する。

めったに怒らない佐久間が怒りながらも、抱き締めててくれるから、固まってた心が溶けていく感じがした。




阿部「佐久間？一回離して？？」

佐久間「やだ。離したら、阿部。また俺の隣からいなくなるもん。」




なんだ。俺たち、同じこと考えてたんだね。

佐久間の涙をぬぐってあげたくて、頼んでみたけど、逆に力を込められた。




阿部「ねえ、佐久間？？」

佐久間「好きだよ。俺、阿部が好き。」




……えっ？

思わず耳を疑ったけど、佐久間の方が驚いていた。




佐久間「えっ！？いや！その……。あっ、阿部が悪いんだからね！心配させるから！」




何それ。本当に可愛い。




阿部「佐久間……。」




ーーービクッ



何でそんなに怯えるの？？

俺が声を掛けると力を緩めて、恐る恐る顔を上げる佐久間。




阿部「俺も、佐久間のこと大好きだよ。」

佐久間「へっ？？……嘘だ！えっ？……本当？？」

阿部「こんな嘘はつかないよ。」




佐久間は驚いたのか、目に浮かべてた涙が引っ込んだ。

だけど、本当だと分かると今度は泣き出してしまった。




阿部「何で泣くんだよ～。」

佐久間「だって！だってさぁ……。」




涙が止まらない佐久間。




佐久間「う～。阿部ちゃん。俺と付き合ってください。」

阿部「こんな俺でよければお願いします。」

あべさく×君の知らない物語①





阿部side


夏、俺たちはいつも通りのレッスンをしていた。

そんなある日の休憩中に、佐久間は突然立ち上がって言った。




佐久間「ねえねえ！俺ね、いいとこ見つけたんだ！今夜、皆で星観に行こ！」

宮舘「確かに、たまにはいいかもね。」

阿部「佐久間もたまにはいいこと言うんだね(笑)」




なんて言って、皆で笑った。




佐久間「何でよ！いつもいいこと言うじゃん！」

渡辺「いや、それはない。」

スノ「あはは」




レッスンが終わった時、外は星を見るにはまだ少しだけ明るすぎたから、各自で夜ご飯やお風呂を済ませてからの集合となった。

携帯、充電しとかないとな。そう思いながら帰路につこうとすると、佐久間に引き止められた。




佐久間「阿部ちゃん！集まるまで一緒にいよ！」

阿部「いいけど…。着替えは大丈夫？？夜だし山だから少し寒いと思うよ？？」




それに、佐久間肌弱いから長袖の方がいいだろうし。

佐久間は突然泊まりに来ることも多い。だから、佐久間用の服が常備されているけど、ちょうどいい長袖はなかった気がする。




佐久間「えっ！？そうなの？？阿部ちゃん、パーカー貸して！」

阿部「はいはい。」




この可愛い笑顔には敵わない。




渡辺「お前ら本当に仲いいよな。」

岩本「そう言う翔太だって、舘さんと一緒だろ？？」




ゆり組、尊い。




宮舘「そう言う照もふっかと一緒でしょ？」

深澤「俺ら、本当に仲いいよな。」

スノ「確かに。」




皆の意見が一致したところで、シンメに分かれた。

いつからだろ君のことを
追いかける私がいた
どうかお願い驚かないで
聞いてよ私のこの想いを

君と別れたあと号泣したこと。

君のことを忘れられないこと。

君の為に努力を続けてること。

君のことがまだ大好きなこと。

全部あなたの知らない私の物語。

この物語はいつ終わるのかな＿＿。

あべさく×君の知らない物語⑨





あべさくside


阿部ちゃんに
いつか 言おう
佐久間に




と思ってたけど言わなかった。


ううん。言えなかった。








二度と昔みたいには戻れないのかな？


あの夏の日に手を繋いで見た煌めく星。


今でもはっきりと思い出せるよ？









ねえ、佐久間？
佐久間の笑った顔も














ねえ、阿部ちゃん。
阿部ちゃんの怒った顔も














"大好きでした"





可笑しいよね。

実らないなんて分かってたのに、近くに君がいないだけでこんなにも涙が溢れてくるんだもん。





俺たち、いつも一緒にいたし、何でも言ってて隠し事なんてなかったけど
















この想いだけは君の知らない俺だけの秘密。















阿部side






あの日から、沢山の夜を越えて、遠い思い出の、もう俺の隣にはいない佐久間が指を指す。



佐久間「阿部ちゃん！あれ、織姫さま!?」

阿部「おっ！すごいじゃん佐久間！よく分かったね！」























無邪気な声で































いきなりすみません。

このまま、切ない系で終わらせるか、ハッピーエンドで終わらせるか悩んでます。

もしよろしければ、贈り物ください。

期限は今日の18時までにしたいと思います。

あべさく×君の知らない物語⑤





佐久間side



阿部「あれがデネブ、アルタイル、ベガ。」




阿部ちゃんが指を差して教えてくれた夏の大三角。
何とか名前と星を一致させて見上げた。

さすが阿部ちゃん！

星の名前まで分かるなんて、やっぱり賢いな。




佐久間「阿部ちゃん！あれ、織姫さま!?」

阿部「おっ！すごいじゃん佐久間！よく分かったね！」

佐久間「へへっ。」




阿部ちゃんに褒められた！嬉ピーマン！

実はさっき、ネタバレされないように先に釘をさしておいた。




佐久間「俺、織姫さまと彦星さま探すから、阿部ちゃん、言っちゃダメだよ！」

阿部「はいはい。」




ネタバレされたらつまらないもんね。

やっと見つけた織姫さま。だけどどこだろう彦星さま。

これじゃ織姫さまが一人ぼっちだよ。




佐久間「阿部ちゃん……。」




そう思ったら、急に不安になってきて阿部ちゃんの手をぎゅっと握りしめた。




阿部「ん～？？佐久間？どうしたの？」

佐久間「へへっ。幸せだなって。」

阿部「ふふっ。そっか。ほら、せっかくだから星見な？？」




ぎゅっとしたことに気づいて、俺の方を向いてくれて。

その顔が、すごく綺麗で穏やかで、何故か涙が出そうになった。

バレるかなって思ったけど、阿部ちゃんはそう言って、視線を空に戻した。

あべさく×君の知らない物語⑧





阿部side



今日は、ありがたいことに新曲をいただくので、その曲の練習開始日。

いつものようにシンメは佐久間だと思ってた。




「曲の振り分けはこうです。」
「立ち位置を決めていきましょう。」




えっ？俺のシンメ、目黒になるの？？

佐久間と同じ部分がひとつもない。

今までも佐久間との絡みが少ない曲はあった。




佐久間「えっ……。」



佐久間も驚いたみたいだった。

いつもなら、頑張ろうで終わるはずのことも、今の俺を不安にするには充分だった。




目黒「よろしくお願いします。」

阿部「うん。よろしくね。」




もちろん目黒も好きだ。格好よくて、色気があって。

漢字が弱いところも、可愛さに変えている。

しかも、面倒見もよくて、周りに気を遣える優しい奴だ。




阿部「いい作品にしような！」

目黒「はい！」




だけど、俺の隣は佐久間だと思ってた。

最近、佐久間と話せてないせいか、どうしてもマイナスな方にしか考えられなくなっていた。

嫌なわけではない。たまには、必要な変化だ。頭では分かっていても心が追い付いてくれない。




佐久間「よしっ！やろ！」

深澤「佐久間……。」




そうだ。不安がっていても仕方がない。

俺たちを応援してくださっている人たちに、少しでも楽しんでもらえるように頑張らなきゃ。

その日の練習は、新しい振りを覚えるので必死だった。




「一旦、休憩です。」

阿部「照。ごめん。ここの振りどうやってやるの？？」

岩本「ああ、ここは……。」




休憩に入る度に、最初に照に分からないところを聞いて、練習し続けた。




渡辺「阿部！そろそろ休憩取れ。どうしたんだよ。」

阿部「まだ大丈夫だよ。ありがとう翔太。」




今までは、最年少だからという理由で少しは甘やかされてきたけれど、もう違うから。

俺が足を引っ張るわけにはいかない。迷惑かけちゃいけない。もっともっと頑張らなきゃ。じゃないと、俺のせいで……。

止まらないマイナス思考に、飲み込まれていくような気がした。


あれ？目が回る。




佐久間「阿部っ！」






気を失う瞬間に、愛しい人の声が聞こえた。

もし､君との未来が続いたとして

特別な事なんてしなくても

愛を確かめ合わなくても

僕達ならきっと笑い合える

あべさく×君の知らない物語②





阿部side



阿部「佐久間、ご飯はコンビニのでもいい？」

佐久間「うん！」




コンビニで夜ご飯を買おうとしたら、お菓子スペースに向かっていく佐久間。




阿部「佐久間？？」

佐久間「阿部ちゃん！お菓子、どれがいいかな？？」




遠足じゃないんだから……。




阿部「佐久間の好きなやつにしなよ。」

佐久間「じゃあ、ポップコーンにする！」




そう言って、楽しそうに選んでいる佐久間を横目に、自分の夜ご飯を選んだ。




佐久間「皆で食べようね！」
阿部「分かったから、前見て歩いて？？」




元気で少し危なっかしい佐久間に、少しヒヤヒヤしながら歩いてると、家に着いた。




佐久間「阿部ちゃん！俺、お風呂沸かしてくる！あっ！それともシャワー？？」

阿部「佐久間はどっちがいい？？」

佐久間「うーん。シャワーにする。家に帰ったら、一緒にお風呂入ろ！」




何それ。本当に可愛い。




阿部「いいよ。じゃあ、ご飯食べよっか。」

佐久間「了解であります！」




ご飯も食べ終わり、パーカーを選んでもらった。




阿部「どれがいい？」

佐久間「うーん。これ！」

阿部「分かった。佐久間、先にシャワー浴びておいで。タオルはいつもの場所だから分かるでしょ？？」

佐久間「うん！」




佐久間を待っている間に、片付けを終わらせた。

佐久間の着替え、脱衣所に持って行かなきゃ。




阿部「佐久間－！着替え、ここ置いとくよ。」

佐久間「ありがとー！」




返事を聞いて、佐久間の下着と服を洗濯機の中に放り込んだ。

俺の服も選び終わり、携帯を充電し始めたところで佐久間が出てきた。




佐久間「お先でした！へへっ。このタオル、阿部ちゃんの匂いがする。」




えっ？無理。可愛い。

お風呂上がりでいつもは白い佐久間の肌が少しだけ赤らんでいるだけでも可愛い。さらに、俺のパーカーだから少し大きかったらしく、自然と萌え袖になっていて。可愛い＋可愛い=天使。謎の方程式ができた。けれど、絶対に間違ってない。←キャラ崩壊(泣)




佐久間「阿部ちゃん？？」

阿部「携帯、充電してていいよ。俺もシャワー浴びてくるね！」




不思議そうに首をかしげる佐久間を見て、思考が停止。

ただ、脳がここにいたら危険だという警鐘を鳴らし、逃げるようにお風呂場に行った。




阿部「頭、冷やそう。……冷たっ！」


いつの間にか冷水を被ったらしい。